クアンチ省:新種の植物に命名、森林保護者の名前にちなむ

2025/03/21 14:20 JST配信
  • アカネ科ルリミノキ属の新種発見
  • ボランティアで森林保護する男性にちなむ
  • 「絶滅危惧IB類(EN)」への分類提案

 北中部地方クアンチ省のルーリン原生林で発見された新種の植物に、40年余りにわたってボランティアで森林を保護してきた男性の名前にちなんだ名が付けられた。

イメージ写真
イメージ写真

 生命科学研究所と中部科学研究所の植物学者、クアンチ省ドンハー市カムロ郡の森林管理官、鹿児島大学総合研究博物館の研究者からなるグループはこのほど、アカネ科ルリミノキ属(Lasianthus)の新種の植物をクアンチ省と北中部地方クアンビン省で発見したと発表した。18日に発行された専門誌「Phytotaxa 694 (1)」に掲載された。

 ルリミノキ属は世界中に292種が広く分布しており、ベトナムでも74種が記録されている。新種は「ラシアンサス・トロンギー(またはチョンイー)(Lasianthus trongii)」と名付けられた。40年余りにわたりクアンチ郡ビンリン郡のルーリン森林の保護活動に携わってきたグエン・ディン・チョン(Nguyen Dinh Trong)さんの名前にちなんでいる。

 ルーリン森林は面積100ha近くで、クアンチ省で唯一の原生林だ。新種の植物が発見されたのは今回が初めて。この新種は2つの省の2地域に分布しているが、個体数が少ないため、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストの「絶滅危惧IB類(EN)」に分類することが提案されている。

© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 科学技術に関するニュース・ウェブサイト「Phys.org」によると、ベトナムと海外の科学者らは14日、ベト...

新着ニュース一覧

 ホーチミン市烈士(戦死者)遺骨捜索・収集・身元確認指導委員会は21日午前、身元不明の烈士遺骨から採取...
 国防省傘下のベトナム軍隊工業通信グループ(ベトテル=Viettel)傘下で海外事業を展開する携帯通信事業者
 米国政府は、第三国を経由した原産地偽装などによる関税回避(迂回輸出)のリスクがある約40の国・地域を...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ハノイ市ゴックハー街区(旧バーディン区)ホアンホアタム(Hoang Hoa Tham)通り456番地の路地裏で、毎週...
 ホーチミン市人民委員会は、8月23日(日)に同市ヒエップビン街区(旧ホーチミン市直轄トゥードゥック市)...
 地場系コングロマリット(複合企業)のアマッカオグループ(AMACCAO Group)傘下のギャラックス(Galax)はこ...
 政府は、労働、社会保険、および契約に基づくベトナム人労働者の海外派遣分野における行政違反の処罰に...
 中国国家移民管理局は8月20日、ベトナムおよびキルギスの国民を対象として、240時間のトランジットビザ...
 化学品やセメント、電子材料・先端材料などの製造・販売を手掛ける株式会社トクヤマ(東京都千代田区)は...
 不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC](Vingroup)は、202
 スウィンバーン・ベトナム(Swinburne Vietnam)と米クアルコム(Qualcomm)は、学術協力および人材育成に...
 地場大手コーヒーメーカーのチュングエングループ(Trung Nguyen Group)傘下のチュングエン・レジェンド...
 自動料金徴収(ETC)サービス「e-TAG」を展開する自動車・バイク小売大手タスコ
 政府は、南部メコンデルタ地方アンザン省にあるカインビン(Khánh Bình)国境検問所を国際国境...
 地場テクノロジースタートアップであるイーオンテック(EON Tech)は、米国の人工知能(AI)研究所であるオ...
トップページに戻る