ベトナム軍事歴史博物館、南部解放記念日に伴う5連休は入館無料

2025/04/30 05:11 JST配信
  • 4月30日~5月4日の5連休は入館無料
  • 南部解放・南北統一50周年記念で
  • 特別展「春の大勝利の英雄譚」も開催

 ハノイ市ナムトゥーリエム区にあるベトナム軍事歴史博物館は、4月30日(南部解放記念日)と5月1日(メーデー)に伴う4月30日(水)から5月4日(日)までの5連休中の入館料を無料とすることを決めた。

(C)Lao Dong
(C)Lao Dong

 今回の決定は、南部解放・南北統一50周年を祝うとともに、民族解放と国家建設・防衛のために尽力して犠牲となった幹部・兵士・英雄烈士に対する感謝の意を表すためのもの。

 また同博物館は、ベトナム軍隊工業通信グループ(ベトテル=Viettel)などと協力し、特別展「春の大勝利の英雄譚」を開催。展示では、約300点の写真、資料、実物を通して以下3つのテーマで紹介する。

◇ジュネーブ協定とパリ和平協定:ジュネーブ協定(1954年)からパリ和平協定(1973年)に至るまでの物語。

◇1975年春の大勝利:春の総攻勢と蜂起、ホー・チ・ミン作戦など南部解放までの軌跡。

◇大勝利の春の響き:南部解放50年、ドイモイ(刷新)政策開始から約40年を経た現在までの顕著な成果。

 なお、ベトナム軍事歴史博物館は敷地面積38万6600m2で、国宝4点を含む15万点以上の資料を所蔵している。館内では、3Dマッピングの立体模型、情報検索用ディスプレイ、オーディオガイド、QRコードスキャンによる解説のほか、約60本のビデオクリップなど最新技術を駆使して来館者に新たな体験を提供している。

[Lao Dong 10:22 27/04/2025,U]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 ハノイ市ナムトゥーリエム区にあるベトナム軍事歴史博物館は4月12日(土)から、入館料を徴収する。同博...
 ベトナム軍事歴史博物館が1日、ハノイ市ナムトゥーリエム区のタンロン大通りで正式に開館し、多くの人...

新着ニュース一覧

 ホーチミン市の路線バスで車掌として働くダン・カム・トゥーさん(女性・30歳)は、クリスマスの雰囲気を...
 南中部地方ラムドン省はこのほど、国内で最も高い灯台として知られる「ケーガー灯台(hai dang Ke Ga)」...
 沖縄戦後80年・ベトナム戦争終結50年祈念の展覧会「ベトナム、記憶の風景」が、11月22日(土)から2026年...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 東南部地方ドンナイ省ディンクアン村のスオイコー地区に面するチアン湖では、カンボジアから帰国した越...
 英系総合不動産サービス会社のサヴィルズ(Savills)傘下のサヴィルズ・ホテルズ(Savills Hotels)による...
 南中部地方カインホア省人民委員会は、同省(旧ニントゥアン省)で計画されている第1ニントゥアン原子力...
 地場系大手総合メディア会社イエーワングループ[YEG](YeaH1 Group)は、ソ
 家庭内暴力の防止や社会秩序の維持に関する行政罰を定めた政令第282号/2025/ND-CP(12月15日施行)による...
 タイで開催中の第33回東南アジア競技大会(SEA Games 33)は12月18日に、男子サッカー競技の決勝が行われ...
 英ライフスタイル誌「タトラー(Tatler)」が発表した「2025年の影響力のある人物」に、格安航空会社(LCC...
 テクノロジーソリューション事業などを手掛けるリックソフト株式会社(東京都千代田区)は、エンタープラ...
 ホーチミン市都市鉄道(メトロ)管理委員会(MAUR)によると、2024年12月22日に運行を開始した同市メトロ1...
 ハノイ市人民委員会は、旧市街における初の地下駐車場計画として、ホアンキエム街区のフンフン・バット...
 シンガポールのチャンドラー・ガバナンス研究所(Chandler Institute of Governance=CIG)は、120か国の...
 丸紅株式会社(東京都千代田区)と静岡県浜松市は、浜松市内企業の海外における事業展開を支援することに...
トップページに戻る