ベトナム軍事歴史博物館、4月12日から入館料徴収

2025/04/12 08:28 JST配信
  • 24年11月1日の開館から無料開放
  • 高さ45mの「ビクトリータワー」
  • 国宝4点含む15万点以上の展示物収蔵
  •  

 ハノイ市ナムトゥーリエム区にあるベトナム軍事歴史博物館は4月12日(土)から、入館料を徴収する。同博物館は2024年11月1日の開館から無料開放していた。

(C) dantri
(C) dantri

 博物館の開館時間は毎日8時から11時30分までと13時から16時30分まで。入館料は4万VND(約226円)。ただし、16歳未満の子供、80歳以上の高齢者、傷病兵、革命功労者、ベトナム英雄の母、ベトナム人民軍英雄、労働英雄は無料で入館できる。

 また、◇法令第28号/2012/ND-CPの第2条に基づく重度の障害者、◇高齢者手帳または有効な証明書を持つベトナム国籍の60歳以上の高齢者、◇教育機関から発行された学生証を持つ16歳以上の生徒・学生は50%の割引が適用される。

 同博物館は、地上4階と地下1階の展示エリアを備えている。博物館の建築面積は2万3198m2で、建物の総面積は6万4640m2。建物の前には、1945年にベトナム民族が独立を勝ち取ったことを象徴する高さ45mの「ビクトリータワー」が建っている。

 現在、博物館には15万点以上の展示物が収蔵されており、4点の国宝も含まれている。国宝4点は、戦闘機「MiG-21」2機(機体番号4324、5121)、戦車「T54B」(車体番号843)、「ホーチミン作戦の戦闘決意地図」となっている。

[Bao Tin Tuc 13:09 10/04/2025, A]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 ハノイ市ナムトゥーリエム区にあるベトナム軍事歴史博物館は、4月30日(南部解放記念日)と5月1日(メーデ...
 ハノイ市ナムトゥーリエム区に今月リニューアルオープンしたベトナム軍事歴史博物館だが、多くの来館者...
 ベトナム軍事歴史博物館が1日、ハノイ市ナムトゥーリエム区のタンロン大通りで正式に開館し、多くの人...

新着ニュース一覧

 2025年におけるホーチミン市の域内総生産(GRDP)成長率は+8.3%と推定され、ベトナム経済の牽引役として...
 ファム・ミン・チン首相は21日、国際金融センター(IFC)の設立を発表した。この設立は、世界の資本や技...
 地場ドジ・ジュエリー(DOJI Group)は19日、北部紅河デルタ地方ハイフォン市で複合区「ドラゴン75コンプ...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ある日の午後、60代と思われる男性が、壊れたデュポン(Dupont)製のライターを手に、ホーチミン市チョロ...
 ホーチミン市内のガソリンスタンドでは、QRコードを使った振込決済が拡大しており、給油時の利便性向上...
 海外市場調査や海外事業伴走支援などを手掛けるシンガポールのグローバルアングル(GLOBAL ANGLE)は、ハ...
 商工省によると、2025年におけるベトナムの輸出入総額は推定で約9200億USD(約144兆円)となり、過去最高...
 ベトナム建設省は19日、ラオカイ~ハノイ~ハイフォン間鉄道建設事業の第1サブプロジェクトの着工式を...
 ホーチミン市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイティエン間)を運行する同市メトロ1号線有限会社...
 軍事ウェブサイトのグローバル・ファイアパワー(Global Firepower=GFP)が発表した2025年版の世界軍事...
 ファム・ミン・チン首相は20日、ペトロベトナムグループ(Petrovietnam=PVN)のレ・マイン・フン会長を...
 再生可能エネルギー事業を手掛けるイーレックス株式会社(東京都中央区)は、同社が開発を進めている西北...
 一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)は15日、ベトナムの新たなドローン産業団体であるベトナム低...
 電子機器・電気機械器具の製造・販売を手掛けるコーセル株式会社(富山県富山市)は、海外子会社(非連結...
 ベトナムで初となる軽量軌道交通(LRT)路線が19日、南部メコンデルタ地方アンザン省フーコック特区(島)...
トップページに戻る