北部紅河デルタ地方ハイフォン市で5月11日朝、ハイフォン市解放70周年(1955年5月13日～2025年5月13日)を記念したパレードが開催された。パレードには、ベトナム人民軍や警察官、自警団だけでなく、地元の労働者や農民、学生、プロサッカークラブ「ハイフォンFC」の選手らも参加した。

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　これに先立ち、5月5日、7日、9日には大規模な全体リハーサルが行われ、大勢の観衆が見守った。本番の11日にも多数の市民と観光客が詰めかけて、市の解放記念日を祝った。

　式典で演説した同市人民委員会のホアン・ミン・クオン副主席は、「建設と発展に費やした70年の歳月を経て、ハイフォン市は今や単なる船と港の街というだけでなく、高みに至る意思、祖国への燃えるような愛、発展のスピードを持ち、伝統と誇りを胸に未来へと前進する都市に成長した」と語った。

　さらに同氏は、「市の解放に尽力したかつての革命家たち、革命で命を落とした英雄烈士の母親たち、国に功績を残した全ての功労者、退役軍人、ボランティア、労働者の存在があったことを忘れることなく、感謝をささげて欲しい」と続けた。