サイゴン動植物園のホワイトタイガー「悟空」死ぬ

2025/07/11 04:18 JST配信
  • ホワイトタイガー「ゴコン(悟空)」が死亡
  • 2015年7月8日にサイゴン動植物園で誕生
  • 3兄弟のうちの1頭、兄は早くに死亡

 ホーチミン市のサイゴン動植物園で10年間にわたり飼育されていたホワイトタイガー「ゴコン(Ngo Khong=『(孫)悟空』の意)」が病気で死亡した。

(C) tuoitre
(C) tuoitre

 ゴコンは、2015年7月8日にサイゴン動植物園で誕生した。「ボースア(Bo Sua=『乳牛』の意)」と、もう1頭の兄のトラと3兄弟だったが、兄は生後6か月を迎える前に、消化器系の先天性異常により死亡した。

 母親のトラには同時に2頭を育てるだけの母乳がなかったため、ボースアは人工ミルクで育てられ、ゴコンは母親と一緒に過ごした。その後、母親が死んでからは、ゴコンは1頭で暮らしていた。

 ゴコンに病気の兆候が現れたのは2週間ほど前で、餌を食べなくなり、消化も次第に困難になっていったという。

 サイゴン動植物園の獣医チームは、外部の専門家とも連携して診察し、最近では回復の兆しが見え、檻の中を元気に歩き、1日分の餌を完食するまでになった。しかし、7月7日に急変し、ちょうど10歳を迎えたところで死亡した。

[Tuoi Tre 09:28 08/07/2025, F]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 ホーチミン市1区にあるサイゴン動植物園で9日、7月に生まれた3頭のホワイトタイガーの赤ちゃんの生後1...

新着ニュース一覧

 文化スポーツ観光省は、「フエのブンボー(ブンボーフエ)に関する民俗知識」を国家無形文化遺産として登...
 あるタトゥーアーティストが最近、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に投稿した画像が大き...
 ホアン・スアン・チエン国防次官は9日、9月2日の8月革命80周年(1945年8月19日~2025年8月19日)と建国80...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
(※本記事はVIETJOベトナムニュースのオリジナル記事です。) 【ロンドン編】はこちら 【パリ編】は
 「ベトナムとの公正なエネルギー移行パートナーシップ(JETP)」事務局と国際パートナーグループ(IPG)、...
 財政省傘下統計局(NSO)によると、7月1日付けで全国63省・市から34省・市に再編された新たな行政区ベー...
 サッカーベトナム1部Vリーグ1のハノイFCは10日、手倉森誠監督(57歳)との契約更新を発表した。契約期間...
 ホーチミン市は、3省・市の合併により人口が990万人から1370万人に増加した。一方で、病院数は134か所...
 韓国ロッテグループのロッテショッピング(Lotte Shopping)は今後、ベトナムにショッピングモールを2~3...
 日本貿易振興機構(ジェトロ)は、7月24日(木)のベトナム時間14時00分から15時30分まで(日本時間16時00分...
 財政省傘下統計局(NSO)はこのほど、2025年1~6月期の国内総生産(GDP)成長率が+7.52%だったことを踏ま...
 ホーチミン市保健局は、旧ホーチミン市内の病院・医療センター124か所を評価した2024年版の結果を公表...
 地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の電
 ホーチミン市のサイゴンハイテクパーク(SHTP)管理委員会はこのほど、CMC技術
 ベトナム・ロシア熱帯センターが発表した最新の研究によると、過去20年間で南中部地方カインホア省のニ...
トップページに戻る