- ビエンチャンで薬物更生施設の落成式典
- 12か月の工期経て完成、投資総額約14億円
- 薬物依存者500人の治療・リハビリに対応
ベトナム公安省とラオス治安維持省は7月30日、ラオスのビエンチャンで薬物更生施設の落成式典を開催した。
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同施設はベトナムの支援により建設されたもので、12か月の工期を経て完成した。投資総額は2470億VND(約14億円)だった。
500人の薬物依存者の治療・リハビリに対応する設備を備え、70人の職員が勤務できる環境も完備している。
ベトナムのルオン・タム・クアン公安相は落成式典で、「同施設が、ラオスの薬物依存者の減少と社会復帰の促進に寄与し、模範的な施設となることを期待する」と述べ、ベトナム公安省は今後も薬物対策でラオスを支援していくことを確認した。
一方、ラオスのヴィライ・ラーカムフォン副首相 兼 治安維持相は、ベトナムに謝辞を述べ、同施設が両国の友好の象徴となることを信じていると述べた。