- ホーチミン市旧5区で売春カラオケを経営
- 元CAの女と愛人の中国人の男に禁固刑
- 売上を伸ばすため、女性従業員に売春許可
ホーチミン市人民裁判所は11日、売春斡旋罪に問われていた元客室乗務員の女と、その愛人の中国人の男らに有罪判決を言い渡した。
![]() (C)Dan Tri |
売春斡旋ルートを運営していたディン・ティ・タイン・トゥエン被告(女・32歳)と中国人のチャン・レイ被告(男・50歳)は、それぞれ禁固4年と禁固3年6か月の判決となり、この他の被告らにも禁固3年~3年6か月の判決が言い渡された。裁判所は主犯格の2人について、余罪はなく、出頭して犯行を素直に自白したことなどから情状酌量の余地があるとした。
起訴状によると、トゥエン被告は南中部地方クアンガイ省出身で、18歳のとき客室乗務員として働くため、ハノイ市に移り住んだ。その後、2022年から仕事でホーチミン市に引っ越した。トゥエン被告は2022年5月、同棲相手のレイ被告とともに、ホーチミン市旧5区にレストラン 兼 カラオケ店を開業。当初はレイ被告が経営していたが、後にトゥエン被告が経営を引き継いだ。
両被告は、支配人やマネージャーらを雇って、売上を伸ばすため、女性従業員に売春を許可していた。客からの要望があれば、マネージャーが交渉して売春サービスを提供するという流れで、サービス料は1回につき400万~700万VND(約2万4000~4万1000円)だったという。売春可能な女性従業員は大文字で、そうでない女性従業員は小文字で出勤名簿に名前が書かれていた。
2023年12月17日、ホーチミン市警察が旧5区にあるホテル2軒の立ち入り検査を実施し、売春行為を働いていた男女5組を発見した。売春婦らは、両被告が経営するレストラン 兼 カラオケ店の従業員だと語ったため、警察が店を調査し、売春が疑われる数々の兆候が見つかった。
その後、12月20日に経営者夫婦の両被告が出頭して、犯行を自白。トゥエン被告は、売上を伸ばすため、売春サービスを認めていたが、売春行為から直接利益を得ていたわけではないと供述していた。




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