- 病院間でUAVによる医薬品輸送の試験飛行
- 道路輸送は20~30分、UAV輸送は8分
- 患者の検体や医療用品などの輸送も可能
ハノイ市のドゥックザン総合病院は20日、直線距離で約8km離れたザーラム総合病院まで無人航空機(UAV)を使って医薬品を輸送する試験飛行を実施した。
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ドゥックザン病院は、ハノイ市人民委員会から医療目的によるUAV試験飛行の許可を取得済みで、UAVによる医療輸送の許可を得た国内初の病院となる。
今回のUAV試験飛行は、ドゥックザン総合病院からザーラム総合病院まで医薬品を緊急輸送する必要が生じたというシナリオに沿って実施された。離陸から8分後、UAVはザーラム総合病院のドローンポートに無事到着した。道路での輸送には通常20~30分かかり、渋滞が発生する可能性もある。
UAVは医薬品のほか、患者の検体や医療用品などの輸送もできる。住民が近所の医療施設でドゥックザン総合病院のサービスをより公平に利用できるようになることが期待される。
ドゥックザン総合病院のドー・ディン・トゥン院長は、「ザーラム総合病院とタンアン村診療所への輸送ルートは既に確立されている。次の段階では別の10か所への輸送ルートを構築する。市の許可を得られ、システムの効果が実証されれば、ホン川(紅河)北側の全域に拡大する予定だ」と述べた。





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