世界競争力ランキング26年版、ベトナム初登場27位 日本30位

2026/06/24 05:07 JST配信

 スイスの国際経営開発研究所(IMD)が発表した「IMD世界競争力ランキング(IMD World Competitiveness Ranking)」2026年版で、ベトナムが初めて評価対象となり、世界の70経済圏の中で27位にランクインした。

イメージ画像
イメージ画像

 同ランキングは、経済状況、政府の効率性、ビジネスの効率性、インフラの4つの主要分野における、172の統計指標と92の経営者意識調査指標の計264指標に基づいて評価される。

 ベトナムの分野別の順位は、ビジネスの効率性が19位(70.6点)、経済状況が19位(63.4点)、政府の効率性が26位(60.9点)、インフラが46位(45.2点)となった。主要指標の順位をみると、国際貿易が6位、雇用が11位、国内経済が16位と高い評価を受けた一方、物価は34位、国際投資は53位にとどまった。

 IMDはベトナムの課題として、輸出への高い依存度による外的ショックへの脆さを指摘した。また、生産性や技術の応用力、イノベーション能力が潜在力に達していないことや、エネルギーインフラへの圧力、気候環境リスクなどを挙げ、経済の移行をよりよく支援するための人材育成の必要性を強調した。

 なお、ベトナムのすぐ上の26位には前年から4ランク上昇したタイがつけている。タイのメディアは、ベトナムが初登場で27位に入ったことが、タイの改革を加速させる圧力になると報じた。

 アジアでは中国が12位、マレーシアが15位、韓国が21位につけた。日本は前年から5ランク上昇して30位となり、ベトナムを下回った。

 2026年の世界競争力ランキングのトップ10は以下の通り(カッコ内は前年からの順位変動)。

1位:シンガポール(+1ランク)

2位:香港(+1ランク)

3位:スイス(▲2ランク)

4位:台湾(+2ランク)

5位:アラブ首長国連邦(UAE)(変動なし)

6位:デンマーク(▲2ランク)

7位:アイルランド(変動なし)

8位:オランダ(+2ランク)

9位:スウェーデン(▲1ランク)

10位:米国(+3ランク)


© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 スイス・ローザンヌに拠点を置く国際経営開発研究所(IMD)がこのほど発表した「

新着ニュース一覧

 北部地方バクニン省で19日午前、同省を中央直轄市「バクニン市」へと昇格させる国会決議第39号/2026/QH...
 北中部地方ゲアン省の旧ビン市域で19日、同月としては1985年以来41年ぶりとなる記録的な大雨が観測され...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 日本郵船株式会社(東京都千代田区)が運航する自動車専用船が18日、北中部地方フエ市近郊のチャンマイ港...
 店主の一家が次々とこの世を去った後、フン・リンさん(女性)とゴック・リエンさん(女性)は、市場の路地...
 科学技術省は、2026~2035年の「革新的スタートアップ国家プログラム」を承認する決定第3789号/QD-BKHC...
 英国メディアのウィリアムリード(William Reed)はこのほど、2026年度版「
 米グーグル(Google)が発表した最新データによると、動画共有プラットフォーム「ユーチューブ(YouTube)...
 科学技術省傘下の通信郵便技術学院(PTIT)とイタリアの航空宇宙企業であるテミックス(Temix)はハノイ市...
 地場系コングロマリット(複合企業)CTグループ(CT Group)傘下の無人航空機(UAV)開発・製造会社であるCT ...
 南中部地方ダナン市人民委員会はこのほど、市内でドローンなどの無人航空機(UAV)を所有・使用する組織...
 採用・人事アドバイザリー会社であるリーラコーエンベトナム(Reeracoen Vietnam)が、マーケティングリ...
 ベトナムを代表するロックバンド「ブックトゥオン(Bức Tường)」が、10月22日(木)に東...
 ハノイ市で10月8日(木)から11日(日)まで、「ハノイギフトショー2026(Hanoi Giftshow 2026)」が開催され...
 ベトナムの株式市場が21日付けで、インデックス開発大手の英FTSEラッセル(FTSE Russell)による市場分類...
トップページに戻る