- 11月PMI、前月からわずかに低下の53.8
- 節目の50上回り景気拡大基調続く
- 25年のベトナムPMI、変動の大きい推移
米国のS&Pグローバル(S&P Global)が発表した2025年11月のベトナム・PMI(製造業購買担当者指数)は53.8だった。
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10月の54.5からわずかに低下したものの、50を上回っており、景気拡大基調が続いていることを示している。製造業の改善傾向は依然として強い。
PMIは、50を判断の分かれ目としてこの水準を上回る状態が続くと景気拡大、逆に50を下回る状態が継続すると景気減速を示す。
2025年のベトナムPMIは変動の大きい推移となっている。1~2月は50を下回り、縮小傾向だったが、3月に回復。しかし4~6月は再び3か月連続で50割れとなり、需要の弱さが鮮明になった。7月には4か月ぶりに50を上回り、8月も改善は続いたものの、9月は50.4で横ばいにとどまった。
10月は54.5に上昇し、2024年7月以来の高水準を記録した。11月は53.8に低下したものの、改善基調は続いた。




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