財政省傘下統計局(NSO)が発表した統計データによると、2025年11月の輸出額(推定値)は前年同月比+15.1％増の390億7500万USD(約6兆0600億円)、輸入額は同+16.0％増の379億8300万USD(約5兆8900億円)だった。これにより、同月の貿易収支は10億9200万USD(約1700億円)の黒字となった。

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　また、輸出入総額は前月比▲5.4％減、前年同月比では+15.6％増の770億6000万USD(約12兆円)だった。

　1～11月期の輸出額は前年同期比+16.1％増の4301億3800万USD(約66兆7000億円)、輸入額は同+18.4％増の4096億0700万USD(約63兆5000億円)だった。これにより、同期の貿易収支は205億3100万USD(約3兆2000億円)の黒字となっている。

　同期の輸出入総額は前年同期比+17.2％増の8397億5000万USD(約130兆円)だった。

　電子関連を中心に輸出が回復基調を強めており、とりわけコンピューターや電子製品関連の伸びが際立っている。また、サプライチェーンの再編が進む中、製造拠点としてベトナムの存在感が一段と高まっている。