2026年の世界技術革新力ランキング(Global Innovation Index=GII)によると、ベトナムはスコアが37.7で、世界139か国・地域中43位となった。前年の44位から1ランク上昇した。
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低中所得国の中ではインド(世界38位)に続いて2位、東南アジア・東アジア・オセアニア地域では9位につけている。東南アジアでは、シンガポール(同5位)とマレーシア(同34位)に続いて3位となり、タイ(同44位)を上回った。
同ランキングは、世界知的所有権機関(WIPO)が毎年発表しているもの。2026年版は世界139か国・地域を対象に、◇公共機関、◇人的資本と研究、◇インフラ、◇市場要因、◇ビジネス環境、◇知識・技術のアウトプット、◇創造的なアウトプットの7項目から技術革新力を評価している。
ベトナムの項目別の順位は、◇公共機関:64位、◇人的資本と研究:79位、◇インフラ:59位、◇市場要因:43位、◇ビジネス環境:48位、◇知識・技術のアウトプット:35位、◇創造的なアウトプット:35位だった。
また、技術革新のための環境や資源を示すイノベーション・インプットは54位だったのに対し、成果を示すイノベーション・アウトプットは35位となった。WIPOは、ベトナムを2013年以降に順位を大きく伸ばした中所得国7か国の1つに挙げている。
個別指標では、ハイテク製品の輸出とクリエイティブ商品の輸出で世界1位、ハイテク製品の輸入で世界3位となった。ベトナムは国際的な製造・サービスネットワークへの統合を通じて技術革新力を高めてきた一方、さらなる高付加価値化には、国内の研究、特許取得、知識創出の拡大が課題となっている。科学論文や特許協力条約(PCT)に基づく国際特許出願は、中所得国の中央値を下回っている。
ベトナムは、経済発展の水準から期待される以上の技術革新成果を上げる「イノベーション・オーバーパフォーマー」に16年連続で認定されている。インドと並び、同評価を最も長く維持している国となった。
日本はスコアが54.1で、世界12位だった。高所得国では11位、東南アジア・東アジア・オセアニア地域では4位となっている。
2026年のランキングトップ10は以下の通り(カッコ内はスコア)。
1位:スイス(66.7)
2位:スウェーデン(63.2)
3位:米国(62.3)
4位:韓国(61.4)
5位:シンガポール(61.0)
6位:英国(59.6)
7位:オランダ(58.4)
8位:フィンランド(57.9)
9位:デンマーク(57.7)
10位:中国(57.0)







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