北部ソンラ省モックチャウ郡の村で家畜の放牧を行っていた住人らが、石灰岩の山で多くの洞穴を発見していたことが分かった。同郡文化情報スポーツ室の調査によると、これらの洞穴は長年にわたる水の浸食によって作り出されたもので、非常に多くの石柱や鍾乳石が見られるという。洞穴群は森林地区内に位置しているため、周辺の雄大な自然と合わせて、観光名所としての開発に期待が寄せられている。
すでにこの洞穴群の近くに住む4世帯の家族が、洞穴周辺に道路を作ったり電気を引いたりして観光客から入場料を取っている。同郡文化情報スポーツ室では、洞穴郡を保護するため、一時的にこれらの家族に洞穴群の管理を任せることにしている。