米ITCスペクトラム社傘下のベトミー(越米)観光ホテル社は24日、世界的なホテル運営会社3社との間で、南中部ビンディン省フーカット郡に建設する「ビンホイベイ・ゴルフリゾート」内の3つのリゾートエリア運営契約を締結した。契約相手はマリオット・インターナショナル社、マリオット傘下のリッツカールトン社、アウトリガー社の3社。
契約によると、マリオットは客室数320室の「JWマリオット・ビンホイベイ・リゾート&スパ」を、リッツカールトンは高級別荘100棟の「リッツカールトン・リザーブ」を、アウトリガーは客室数210室・別荘46棟の「ザ・アウトリガー・ビンホイベイ・リゾート&スパ」をそれぞれ運営する。「リッツカールトン」と「アウトリガー」のブランド名が冠されるリゾートは国内で初めて。
「ビンホイベイ・ゴルフリゾート」は面積325ヘクタール。総投資額は5億ドル(約420億円)で、建設は2期に分けて実施する。第1期の投資額は2億5000万ドル(約210億円)。完成は2014年の予定。第2期にはさらに3つのリゾートエリアを建設する計画という。