北部で猛暑、電力消費量が年初来最高に 気温42度に達する可能性も

2026/05/26 14:57 ICT配信

 北部地方および中部地方では猛暑の影響で電力消費量が急増し、北部の電力需要は2026年初来で最高を記録した。気象予報によると、6月には気温が42度に達する可能性もあり、電力供給と水資源の効率的な運用が求められている。

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北部の電力消費量が今年最大を記録

 商工省傘下の国家電力システム・電力市場管理会社(National Power System and Market Operator Company=NSMO)によると、5月24日(日)の午後10時15分時点の北部地方における最大電力需要は2万6595MWに達し、2026年の新記録となった。これは5月15日と比べて+176MWの増加となる。通常、日曜日の電力需要は平日の80〜85%程度に減少するが、今回は平日の消費量を上回る異例の事態となった。

 また、5月24日の全国の最大電力需要は4万8729MW、消費電力量は10億4400万kWhを記録した。

記録的な猛暑と今後の気象予報

 国立水文気象予報センター(NCHMF)によると、ハノイ市を含む北部地方および中部地方では猛暑が続いており、気温が40度を超える地域も出ている。5月25日午後4時ごろには、ハノイ市のファムフン(Pham Hung)通りの路面温度が59度を記録した。この暑さは5月28日ごろまで続くと見られている。さらに、6月には気温が37~39度、一部の地域では41〜42度に達する猛暑が2~3回発生する可能性があるという。

エルニーニョ現象の影響と電力供給の確保

 気象機関によると、エルニーニョ現象の影響で8月までは全国的に気温が平年より高く、降水量は▲25〜50%減少すると予測されている。これにより、乾季の水不足や干ばつのリスクが高まっており、中部地方などを中心とした水力発電所での効率的な水資源の運用と節電の徹底が呼びかけられている。


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