ベトナム人医師のゴ・ハイ・ソン氏は24日、ヒマラヤ山脈のエベレスト(標高8848m)、ローツェ(同8516m)、ヌプツェ(同7861m)の3峰を連続で制覇する「トリプルクラウン」を4日間で達成した。ベトナム人としては史上初の快挙となる。
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登山コミュニティ「ベトサミット(VietSummit)」によると、ソン氏は5月20日~24日に、一度も下山することなく、3峰を連続で制覇した。「トリプルクラウン」は、ベースキャンプから馬蹄形のルートをたどり、一度の登山でこれら3峰を制覇するものだ。
今回の偉業達成により、ソン氏はヌプツェに登頂した初のベトナム人、エベレストとローツェを27時間以内に同時制覇した初のベトナム人、そして3峰を4日間で制覇した最初のベトナム人となった。
「トリプルクラウン」はプロの登山家にとっても、世界で最も過酷な挑戦の一つとされる。海抜約8000mの「デスゾーン」で連続して活動するため、並外れた体力と高所への適応能力が求められる。
エベレストとローツェの24〜48時間以内の制覇自体が稀だが、最大の難関はヌプツェだ。同峰は標高こそ低いものの、岩と氷が入り混じった急斜面が多く、ヒマラヤ山脈で最も高度な登山技術が要求される。
ソン氏は20年以上のスポーツ経験を持ち、これまでにネパールの名峰アマ・ダブラム(同6814m)にベトナム人として初めて登頂した。また、世界第2位の高峰であり、最も過酷な雪山ルートとされるパキスタンのK2(同8611m)の登頂にも成功している。




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