ベトナム人初、4日間で「ヒマラヤ・トリプルクラウン」達成の快挙

2026/05/27 05:29 JST配信

 ベトナム人医師のゴ・ハイ・ソン氏は24日、ヒマラヤ山脈のエベレスト(標高8848m)、ローツェ(同8516m)、ヌプツェ(同7861m)の3峰を連続で制覇する「トリプルクラウン」を4日間で達成した。ベトナム人としては史上初の快挙となる。

(C)VTC News
(C)VTC News

 登山コミュニティ「ベトサミット(VietSummit)」によると、ソン氏は5月20日~24日に、一度も下山することなく、3峰を連続で制覇した。「トリプルクラウン」は、ベースキャンプから馬蹄形のルートをたどり、一度の登山でこれら3峰を制覇するものだ。

 今回の偉業達成により、ソン氏はヌプツェに登頂した初のベトナム人、エベレストとローツェを27時間以内に同時制覇した初のベトナム人、そして3峰を4日間で制覇した最初のベトナム人となった。

 「トリプルクラウン」はプロの登山家にとっても、世界で最も過酷な挑戦の一つとされる。海抜約8000mの「デスゾーン」で連続して活動するため、並外れた体力と高所への適応能力が求められる。

 エベレストとローツェの24〜48時間以内の制覇自体が稀だが、最大の難関はヌプツェだ。同峰は標高こそ低いものの、岩と氷が入り混じった急斜面が多く、ヒマラヤ山脈で最も高度な登山技術が要求される。

 ソン氏は20年以上のスポーツ経験を持ち、これまでにネパールの名峰アマ・ダブラム(同6814m)にベトナム人として初めて登頂した。また、世界第2位の高峰であり、最も過酷な雪山ルートとされるパキスタンのK2(同8611m)の登頂にも成功している。


© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 ネパールの首都カトマンズに拠点を置き、登山手配を手掛ける旅行会社セブン・サミット・トレックス(Sev...
 今年5月にエベレスト登頂を果たしたことで、カイ・グエン氏はベトナム人初の「冒険家グランドスラム(th...

新着ニュース一覧

 南米ベネズエラで発生した大地震の被災地で捜索救助活動にあたっていたベトナム人民軍および公安省の幹...
 ホーチミン市で実施されている市内バスの運賃無料化プログラムが大きな成果を収めている。7月1日の無料...
 デジタル旅行プラットフォーム「アゴダ(Agoda)」を運営するアゴダ・カンパニー(Agoda Company、シンガ...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 2026年7月2日、旧地名「サイゴン・ザーディン」が故ホー・チ・ミン主席の名を冠した「ホーチミン市」に...
 イオンモール株式会社(千葉県千葉市)は、北部地方バクニン省タンティエン街区に、同省初となる新たなシ...
 スウェーデンの大手自動車メーカーのボルボ(Volvo)はこのほど、バッテリー式電気自動車(BEV)の新型2モ...
 アジア開発銀行(ADB)とシンガポール系ユナイテッド・オーバーシーズ銀行(UOB)は、ベトナムの経済見通し...
 税務管理法の施行細則を定めた政令第252号/2026/ND-CP(7月1日施行)には、税収確保や透明性向上のための...
 ハノイ市で9日、保健省と在ベトナム・フランス大使館の共催によるベトナム・フランス保健分野ハイレベ...
 シンガポール系グラブ(Grab)の現地法人グラブベトナム(Grab Vietnam)は、純電気自動車(BEV)やプラグイ...
 ホーチミン市タンビン街区で8日、北海道産の濃厚でなめらかなソフトクリームを中心としたスイーツカフ...
 韓国の食品大手である熊津食品(Woongjin Foods)が、ベトナム法人の「熊津食品F&Bビナ(Woongjin Foods F...
 ハノイ市のノイバイ国際空港は、国内線が発着する第1旅客ターミナル(T1)で生体認証キオスクの本格的な...
 台湾の電子機器メーカーであるウィストロン(Wistron Corporation)は、完全子会社であるウィストロン・...
 米経済誌フォーブス(Forbes)がこのほど発表した世界の公開会社上位2000社のランキング2026年版「フォー...
トップページに戻る