ホーチミン:新生「観光局」が発足、文化スポーツ観光局から分離独立

2014/10/24 15:12 JST配信

 23日、ホーチミン市文化スポーツ観光局から観光部門が分離独立し、「ホーチミン市観光局」に生まれ変わった。新生「観光局」は同日、3区グエンディンチエウ通り140番地にある庁舎で事業を開始した。

(C) thesaigontimes
(C) thesaigontimes

 新観光局長には、同市ホックモン郡人民委員会の元主席、バン・ティ・バック・トゥエット女史が就任した。同局では、海外旅行手配ライセンス申請書類の審査、ツアーガイド免許証・観光客用車両証明書の発行、1つ星・2つ星宿泊施設の審査・格付けなどを行う。

 同市には現在、宿泊施設が1402か所(計3万7000室)あり、2006年の402か所(計1万1000室)の約3.5倍にも上っている。また、旅行会社数は2006年の約2倍に当たる866社で、ツアーガイド人数も同年の約4倍に当たる5000人となっている。

 全国の観光収入の47%を同市が占めているほか、同市における域内総生産の11%を観光業が占めるなど、観光業は同市にとって重点分野の一つとなっている。今回、同事業の更なる発展を目指し、観光部門の分離独立に踏み切った。

 なお、観光部門の分離独立に合わせて、残る部門も「ホーチミン市文化スポーツ局」として新たに設立された。

[Van Nam, Saigon Times, 11:24 (GMT+7) 23/10/2014, A]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 ベトナム観光協会傘下ベトナムツアーガイド協会とホーチミン市観光協会は11日、「ベトナムツアーガイド...
 ホーチミン市観光協会はこのほど、同機関所属のツアーガイド協会ホーチミン支部を発足した。また、ツア...
 ハノイ市観光協会はハノイ市で16日、ツアーガイド協会ハノイ支部を設立することを発表した。ツアーガイ...
 東南部地方バリア・ブンタウ省人民委員会は16日、同省文化スポーツ観光局を2局に分離し、「バリア・ブ...
 北中部地方トゥアティエン・フエ省人民委員会は6日、同省文化スポーツ観光局を2局に分離し、「トゥアテ...
 東北部地方クアンニン省人民委員会は5月9日、同省文化スポーツ観光局を2局に分離し、「クアンニン省観...
 南中部沿岸地方ダナン市人民委員会は17日、同市文化スポーツ観光局を2局に分離し、「ダナン市観光局」...
 ハノイ市人民評議会は8日、「ハノイ市観光局」の設立案を可決した。これにより、現在の同市文化スポー...

新着ニュース一覧

 ベトナムで初となる軽量軌道交通(LRT)路線が19日、南部メコンデルタ地方アンザン省フーコック特区(島)...
 米国の調査機関World Population Review(WPR)が先般発表した
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ホーチミン市では現在、計1万8613台のタクシーが運行されており、このうち電気自動車(EV)が1万3124台で...
 ある日の午後、60代と思われる男性が、壊れたデュポン(Dupont)製のライターを手に、ホーチミン市チョロ...
 レ・タイン・ロン副首相はこのほど、「2025~2035年の外国語教育強化計画および2045年までのビジョン」...
 ベトナム国家大学ホーチミン市校(ホーチミン市国家大学=VNU-HCM)の副学長を務めていたグエン・ティ・...
 ベトナム郵便通信グループ(VNPT)は18日、2026年計画実施会議の枠組みの中で、人工知能(AI)専門会社「VN...
 東南部地方ドンナイ省のロンタイン国際空港は19日、初の民間旅客便を受け入れた。同空港が受け入れた初...
 地場系コングロマリットのビングループ[VIC](Vingroup)は12月19日、ハノ
 南北高速道路は19日、北端のフウギ国境ゲート~チーラン間高速道路(約60km)および南端のカントー~カマ...
 株式会社ストライプホールディングス(岡山県岡山市)のグループ会社であるストライプベトナム(STRIPE VI...
 阪急阪神不動産株式会社(大阪府大阪市)と株式会社シーアールイー(東京都港区)は、シンガポール政府系企...
 ピックルボールのプロ選手養成を目指す「D-JOYスポーツアカデミー」が13日にホーチミン市で開校した。...
 日本全国に700店舗以上のホットヨガスタジオ「LAVA」などを運営する株式会社LAVA International(東京都...
トップページに戻る