リーソン島、1人10万VNDの観光料徴収へ―遺産や環境保全の資金に

2019/07/12 12:18 ICT配信

 南中部沿岸地方クアンガイ省人民委員会は8日に開催された同省人民評議会で、同省のリーソン島とベー島を訪れる観光客から観光料を1人あたりそれぞれ10万VND(約480円)、5万VND(約240円)徴収する案を提出し、9日に採択された。

(C) VIETJO/Sa Huynh
(C) VIETJO/Sa Huynh

 観光料は国籍を問わず一律だが、◇6歳未満、◇特別重度障がい者、◇リーソン島住民は無料。また、◇6~16歳、◇社会優遇制度の適用者および重度障がい者、◇高齢者、◇省内の学生(登録されている学校に限る)は50%割引となる。徴収された観光料は遺産保存にかかる経費に充てられる。

 リーソン島には国家歴史文化遺産4件、国家無形文化遺産1件を含む24件の多様な遺産があり、観光開発が進められてきた。しかし、同省リーソン郡人民委員会のグエン・クオック・ベト主席は、リーソン島が持つ可能性は十分に発揮しきれていないと指摘する。

 評議会では観光料の額が高すぎるとの意見も出たが、同省人民委員会と財政局は慎重に検討を重ねた上で算出した額だと回答した。観光料の徴収により、リーソン島の環境や遺産の保全や博物館の維持管理、インフラ整備、その他のサービスの発展の一助となることが期待される。

 リーソン島はクアンガイ省の本土から15海里に位置し、面積10km2、本土からは高速船で30~45分ほど。2018年に島を訪れた観光客は23万人に上り、観光収入は2760億VND(約13億円)だった。2019年は年初から12万3500人が島を訪れている。

© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 南中部沿岸地方クアンガイ省で14日、同省の本土にあるサーキー(Sa Ky)港とリーソン島を結ぶ双胴高速船...
 ベトナムには、大小様々な島が4000以上存在しており、観光の発展にも大きく貢献している。今回は、南部...
 南中部沿岸地方クアンガイ省のリーソン島はニンニクの生産で知られるが、この地で日本品種のニンニクが...
 ベトナムには、大小様々な島が4000以上存在しており、海洋観光の発展に大きく貢献している。ベトナム版...
 南中部沿岸地方クアンガイ省のリーソン島周辺の海底で、新たに多数の噴火口が発見された。水中考古学の...
 国内最大手のホテルグループ、ムオンタインホテル(Muong Thanh Hotel)は、5月中に南中部沿岸地方クアン...

新着ニュース一覧

 ベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)は28日、同社のウェブサイトやアプ
 ベトナム評価レポート社(ベトナムレポート=Vietnam Report)はこのほど、2026年の信頼性の高い小売企業...
 建設省はこのほど、東南部地方ドンナイ市で建設中のロンタイン国際空港における旅客サービス料を定める...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 医師のレ・タイン・ドーさん(男性・81歳)は、過去21年間にわたり、集合住宅にある自宅を工房に改装し、...
 配車アプリを展開する地場Beグループ(Be Group)はこのほど、英国の潤滑油大手BP傘下のカストロール(Cas...
 ファム・ティ・タイン・チャー副首相は9月25日、報道分野における行政違反処分に関する政令第367号/202...
 日本航空株式会社(JAL、東京都品川区)グループで空港店舗や免税店舗の運営などを手掛ける商社の株式会...
 電子識別および認証に関する政令第320号/2026/NĐ-CPが9月28日に施行されたことに伴い、テクノロジ...
 三菱自動車工業株式会社(東京都港区)のベトナム現地法人であるミツビシ・モーターズ・ベトナム・カンパ...
 国際協力銀行(JBIC、東京都千代田区)は29日、三井住友銀行(東京都千代田区)が出資する大手民間銀行で、...
 韓国の電子部品大手であるサムスン電機(Samsung Electro-Mechanics)はこのほど、ベトナム法人のサムス...
 不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の
 英スタンダードチャータード銀行(Standard Chartered Bank)は29日に発表した最新の経済評価レポートの...
 文化スポーツ観光省は、2026年8月公開のベトナム映画「Spirit Guardians: The Last Secret of the Firs...
 日本の法務省出入国在留管理庁が発表した2026年6月末現在の特定技能在留外国人数に関する統計(速報値)...
トップページに戻る