23年トップ100都市デスティネーション、ベトナムから2都市選出

2023/12/18 04:26 JST配信
  • ベトナム、ホーチミン85位、ハノイ98位
  • 東京、前年20位から4位に躍進
  • 55指標で観光都市の魅力を総合評価

 英国の市場調査会社ユーロモニター・インターナショナル(Euromonitor International)は、「2023年トップ100都市デスティネーション・インデックス(Top 100 City Destinations Index 2023)」レポートを発表した。

イメージ写真
イメージ写真

 ベトナムからは2都市が選出され、ホーチミン市が85位、ハノイ市が98位となっている。

 同レポートは、世界の100都市について、観光に関する6つの主要分野(◇経済・ビジネスの実績、◇観光パフォーマンス、◇観光政策と魅力度、◇観光インフラ、◇衛生・安全、◇持続可能性)を、合計55の指標を用いて比較し、観光都市としての魅力を総合評価したもの。

 ベトナムのほか、東南アジアからはシンガポールが11位、タイのバンコクが33位、プーケットが80位、パタヤが84位、マレーシアのジョホールバルが87位に入った。

 また、日本の東京が初めてトップ10入りを果たし、2022年の20位から4位へと大きく順位を上げた。このほか、大阪が16位、京都が27位、札幌が58位、福岡が61位だった。

 日本の主要都市が躍進した背景には、日本国内における新型コロナウイルス関連規制の緩和に加え、2022年以来続いている円安によって、日本が外国人観光客にとって一層魅力的な旅行先となっていることがある。

 「2023年トップ100都市デスティネーション・インデックス」の上位10都市は以下の通り(カッコ内の数字は2022年の順位)。

1位:パリ(フランス、1位)

2位:ドバイ(アラブ首長国連邦、2位)

3位:マドリッド(スペイン、4位)

4位:東京(日本、20位)

5位:アムステルダム(オランダ、3位)

6位:ベルリン(ドイツ、8位)

7位:ローマ(イタリア、5位)

8位:ニューヨーク(米国、10位)

9位:バルセロナ(スペイン、9位)

10位:ロンドン(英国、6位)

[VietnamPlus 18:09 12/12/2023, A]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 英国の市場調査会社ユーロモニター・インターナショナル(Euromonitor International)は、「2024年トッ...

新着ニュース一覧

 韓国の釜山(プサン)市に、駐韓国ベトナム総領事館が開設される予定であることが明らかになった。  ...
 ハノイ市警察は6日、ミーディンバスターミナル付近の歩道で、アイスティーの路上店の女性販売員が、店...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ファム・ミン・チン首相はこのほど、ホーチミン市人民委員会の提案に基づき、同市都市鉄道(メトロ)2号...
(※本記事はVIETJOベトナムニュースのオリジナル記事です。) 【ロンドン編】はこちら 【パリ編】は
 7月1日付けで全国63省・市が34省・市に再編されたことを受けて、科学技術省は、再編後の固定電話の市外...
 南中部沿岸地方ダナン市で「第3回ダナン・アジアン映画祭(DANAFF)」が6月29日から7月5日にかけて開催さ...
 財政省傘下統計局(NSO)が発表したデータによると、2025年1~6月期に全国で新規設立された企業は前年同...
 各省・市の計画投資局のデータによると、2025年6月に全国で新規設立された外資企業および支店、営業所...
 ホーチミン市は1日、同市に合併された旧ビンズオン省と旧バリア・ブンタウ省にあたる地域から通勤する...
 格安航空会社(LCC)最大手ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)は、新たな
 企業のサステナビリティ経営を支援する株式会社ゼロボード(東京都港区)は、モノのインターネット(IoT)...
 7月に施行される新規定・法律23本をまとめて紹介する。 1.改正労働組合法:外国人も労働組合に加入...
 財政省傘下統計局(NSO)によると、2025年4~6月期(第2四半期)における労働力人口の失業率は前期比+0.04...
 ハノイ市の都市鉄道(メトロ)を運営するハノイ・メトロ(Hanoi Metro)は、8月1日より、メトロ2A号線(カッ...
トップページに戻る