- ベトナム、ホーチミン85位、ハノイ98位
- 東京、前年20位から4位に躍進
- 55指標で観光都市の魅力を総合評価
|
英国の市場調査会社ユーロモニター・インターナショナル(Euromonitor International)は、「2023年トップ100都市デスティネーション・インデックス(Top 100 City Destinations Index 2023)」レポートを発表した。
イメージ写真 |
ベトナムからは2都市が選出され、ホーチミン市が85位、ハノイ市が98位となっている。
同レポートは、世界の100都市について、観光に関する6つの主要分野(◇経済・ビジネスの実績、◇観光パフォーマンス、◇観光政策と魅力度、◇観光インフラ、◇衛生・安全、◇持続可能性)を、合計55の指標を用いて比較し、観光都市としての魅力を総合評価したもの。
ベトナムのほか、東南アジアからはシンガポールが11位、タイのバンコクが33位、プーケットが80位、パタヤが84位、マレーシアのジョホールバルが87位に入った。
また、日本の東京が初めてトップ10入りを果たし、2022年の20位から4位へと大きく順位を上げた。このほか、大阪が16位、京都が27位、札幌が58位、福岡が61位だった。
日本の主要都市が躍進した背景には、日本国内における新型コロナウイルス関連規制の緩和に加え、2022年以来続いている円安によって、日本が外国人観光客にとって一層魅力的な旅行先となっていることがある。
「2023年トップ100都市デスティネーション・インデックス」の上位10都市は以下の通り(カッコ内の数字は2022年の順位)。
1位:パリ(フランス、1位)
2位:ドバイ(アラブ首長国連邦、2位)
3位:マドリッド(スペイン、4位)
4位:東京(日本、20位)
5位:アムステルダム(オランダ、3位)
6位:ベルリン(ドイツ、8位)
7位:ローマ(イタリア、5位)
8位:ニューヨーク(米国、10位)
9位:バルセロナ(スペイン、9位)
10位:ロンドン(英国、6位)