ハノイ市で18日、デジタルプラットフォーム「ハノイ遺産観光の旅(Hành trình du lịch di sản Hà Nội)」が公開された。
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ベトナム語、フランス語、英語の3言語に対応し、首都の代表的な史跡28か所の歴史や建築、信仰に関する研究成果を集約している。利用者は現地でスマートフォンを使ってQRコードを読み取ることで、資料へ手軽にアクセスできる。
公開にあたり、フランスのエレオノール・カロワ欧州・外務大臣付仏語圏・国際連携・在外仏人担当大臣の訪越に合わせて式典が行われ、両国の科学・文化協力における重要な節目となった。
約1年間で専門家約40人と学生約100人が市内100か所以上の史跡を調査し、選定した28か所を「昇龍四鎮(Thăng Long Tứ Trấn)」、「母神信仰の寺廟(đền thờ Mẫu)」、「伝統工芸の祖を祀る祠堂(đền thờ Tổ nghề)」、「ベトナムの仏教寺院(chùa Việt)」の4つのテーマに分類した。
研究チームは写真撮影や碑文の拓本収集、漢喃(ハンノム:漢字やチュノムで記された文)文献の翻訳、建築図面の作成を行い、学術的な解説や新旧の写真、動画をまとめたデータベースを構築した。また、同プラットフォームにはインタラクティブな地図も備わっている。
同事業は、フランスのエキップ・フランス基金(Équipe France)の助成を受けて実施された。ベトナム国家大学ハノイ校(VNU-HN)傘下の人文社会科学大学(HUSSH)が主導し、フランス極東学院(EFEO)やフランス語圏大学協会(AUF)と連携して進められた。
この取り組みは、教育や研究での活用が見込まれるほか、他の地域にも展開できるモデルとして期待されている。








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