ヨックドン国立公園(Vườn quốc gia Yok Đôn):
面積11万5545ヘクタール、ダクラク省とダクノン省に跨っている。象、水牛、バッファローなどの哺乳類63種、鳥類196種、爬虫類40種、両生類13種、植物464種が生息している。象に乗って森を散歩するツアーが人気。 |
チューヤンシン国立公園(Vườn quốc gia Chư Yang Sin):
面積5万8947ヘクタール。植物876種、鳥類203種、野獣46種が生息している国立公園。生息している植物のうち54種がレッドブック(絶滅危惧種リスト)に登録されている。
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ラック湖(Hồ Lắk):
国内でバーベー(Ba Bể)湖に次ぐ2番目に大きな湖で、水上面積は6.2平方キロメートル。湖の周りにベトナム最後の皇帝であるバオダイ帝の邸宅や少数民族の高床式家屋がある。遊覧船ツアーなどが催されている。
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チュングエンコーヒー村(Làng cà phê Trung Nguyên):
バンメトート市内の面積約50ヘクタールの用地に「世界コーヒー博物館」などが設置されている。同博物館では、入館者にコーヒーの歴史や、世界各地のコーヒーの淹れ方、コーヒー文化の違いなどを紹介している。チュングエン社は独ブルク・コーヒー焙煎博物館を買収し、約1万点の史料を譲り受けており、これらを展示している。また、「土石博物館」、「植物博物館」なども併設し、展覧会や学習会など各種イベントを開催している。
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ヤンプロン塔(Tháp Yang Prong):
南中部高原地方唯一のチャム塔で、バンメトート市から約100キロのエアスップ(Ea Súp)郡エアロック(Ea Rốk)村にある。丘の上に建てられた他のチャム塔とは異なり、平地に建っているのが特徴。塔の高さは9メートル。 |
ナイ・ヌオン・オン・チェー(Nai nướng ống tre):
鹿肉をにんにく、醤油などで和えて、竹の筒に詰めて炭火で焼いたもの。少し濃い目の味噌につけて食べる。 |
マンラン教会(Nhà thờ Mằng Lăng):
1892年に建てられたトゥイアン(Tuy An)郡にあるカトリック教会。フーイエン省で最も古く、全国でも最古の教会の一つ。敷地面積は5000平方メートル、2塔の鐘楼を持つ優雅なゴシック建築様式の教会。外壁は元々エレガントな白色だったが長い年月により教会の壁は苔が生えて灰色に変色している。この教会にはベトナム語で初めて印刷された活字本が保管されている。これはベトナムでのキリスト教宣教に大きな足跡を残したフランス人宣教師アレクサンドル・ドゥ・ロード(Alexandre de Rhodes)が着筆し、1651年にローマで刷られたカトリックの教義書。アレクサンドル・ドゥ・ロードは、ベトナム語のラテン文字表記の方法を考案したことでも知られる。
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ダージア岩(Ghềnh Đá Đĩa):
トゥイアン(Tuy An)郡アンニンドン(An Ninh Đông)村にあり、トゥイホア市から約30キロに位置する。全長約200メートルの海岸に管状の形をした岩が絡み合っており、遠いところから見ると巨大な蜂の巣のように見える。その近くには木々が海面に移るほど透明な海水と白い砂浜を持つバイバン(Bai Bang)ビーチがあり、雄大でロマンチックな風景になっている。
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スアンダイ湾(Vịnh Xuân Đài):
三方を山々に囲まれており、ブンラー(Vũng La)、ブンスー(Vũng Sứ)、ブンチャオ(Vũng Chào)など手付かずのビーチがある。ワタリガニやロブスターなどの海産物が美味しい。
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ニャン塔(Tháp Nhạn):
12世紀に建てられたチャム塔。トゥイホア市ニャン山の頂上にある。謎の樹脂で組み合わせられた赤レンガでできている。塔は正方形で上部が尖っており、神秘的なヒンドゥー建築の特徴を持っている。
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