洞窟 :
タックボー洞窟(Động Thác Bờ)、レット洞窟(Hang Rết)、ホアティエン洞窟(Động Hoa Tiên)、プーノーク熱帯原生林(Rừng nhiệt đới nguyên sinh Pù Noọc)、ダー湖(Hồ Sông Đà)、キムボイ温泉(Suối Khoáng Kim Bôi)、掘立柱建物や棚田で有名なマイチャウ渓谷(Thung lũng Mai Châu)があり、トレッキングやエコツアーの催行に適した自然環境が整っている。
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フン王歴史遺跡群(Khu quần thể di tích Ðền Hùng):
ベトチー市中心部から10キロ離れたギアリン(Nghĩa Lĩnh)丘にある。歴代のフン(雄)王(※世襲制で名前を受け継ぐ)に関連した寺院、祠、廟の遺跡群で、10~15世紀に建設された。旧暦3月10日にフン歴史遺跡地区とその周辺地域で「フン王祭り」が開催される。フン王の命日とされる旧暦3月10日はベトナムの祝日となっている。フン王祭りでは、フン王へ線香を手向ける儀式や銅鼓の演奏、獅子舞などが行われる。なお、フン王信仰はユネスコにより無形文化遺産として認定されている。
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ハット・ソアン(Hát xoan):
この地方の村々で春に行われる村祭りの期間中、公共施設の前で演じられる伝統歌謡で、フン王(雄)時代に生まれたと伝えられている。ユネスコにより無形文化遺産として認定されている。
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タムダオ町(Thị trấn Tam Đảo):
霧に包まれており一年中涼しく、松林に囲まれた美しい町。ハノイ市から86キロに位置する。タムダオ町はフランス植民地時代に避暑地として開発された。100以上ものビラやホテル、教会などが建てられたが、20世紀初めにレンガと石材で建てられたタムダオ教会以外の建物は、仏越戦争(第1次インドシナ戦争)時代に、ベトナム軍による焦土作戦で破壊された。1990年代に入ってから再建され、現在は多くの宿泊施設が並び、一年中観光客で賑わっている。
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竹林西天禅院(Thiền Viện Trúc Lâm Tây Thiên):
ハノイ市から60キロのビンフック省タムダオ(Tam Đảo)郡ダイディン(Đại Đình)村落にある。海抜300メートルにあるこの禅院からは、天気がよければバビ(Ba Vì)山脈と年中山頂に雲がかかったタムダオ山を眺めることが出来る。チャン(陳)朝のチャン・ニャン・トン王に創立されたチュック・ラム(竹林)禅派は、ベトナムの三大禅院の一つであり、古くからベトナムの仏教において重要な役割を果たしてきた。
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ダイライ観光地区(Khu du lịch Đại Lải):
ハノイ市から約50キロ離れた123ヘクタールの広大な敷地にあるこの観光地区は広々とした花畑やロマンチックな松林など、まるでヨーロッパのような美しい景色を持つため、週末になるとハノイ市から多くの観光客が訪れる。サイクリングやカヤック乗りなども楽しめ、敷地内には高級リゾートもある。
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チャー・クオン・ラー・ブオイ(Chả cuốn lá bưởi):
豚肉のばら肉をヌックマム(魚醤)で味付けして、ザボンの葉で巻いて炭火で焼いたもの。ザボンの葉から出た油が出ていい香りがする。
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コム・ラム(Cơm lam):
竹の筒にもち米とココナッツ、ココナッツミルク、ゴマなどを詰めて焼いたもの。
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カン酒(Rượu cần):
漢方薬、ショウガ、ガランガルなどを酵母としてトウモロコシ、キャッサバ、もち米などの穀物を醗酵させたお酒。壷のような入れ物の中に「カン」と呼ばれる葦のストローをさして飲む。
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五色おこわ:
もち米で炊いたおこわ。植物性着色料で5色(緑、黄色、紫、赤、白)に染まったおこわを皿に一緒に盛り付けて食べる。
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ティット・チュア(Thịt chua):
緑豆、トウモロコシを焼き、砕いた粉末で味付けして発酵させた薄切りの豚肉。グアバの葉を容器に敷き詰めて豚肉を中に入れ、さらにグアバの葉で覆って竹で強く抑える。 |
バイン・チュン・マット・ミア(Bánh trùng mật mía):
糖蜜の上にゴマを振りかけた餅菓子。
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バイン・ガオ・ラン(Bánh gạo rang):
コメから作った焼き菓子
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チェー・コー(Chè kho):
砂糖を加えてじっくり煮詰めた緑豆のペーストに、焼いたゴマを振りかけた菓子。
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