ライチャウ省 Lai Châu |
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主要都市の天気
ライチャウ (Lai Chau)
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晴れ所により曇り |
気温: |
15.6°C |
風速: |
4km/h |
湿度: |
84% |
雲量: |
37% |
平均視程: |
10km |
紫外線量: |
弱 |
最終更新: |
2023-11-30 23:45 |
3日間の天気予報>> |
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基本データ |
行政レベル |
省(省都:ライチャウ市) |
地方 |
西北部 |
面積 |
9,068 km² |
人口 |
478,430人(2021年) |
民族 |
キン(ベト)族、タイ族、ミャオ族、ザイ族、ヤオ族 (同省に大多数を占める民族はなく、キン族人口も約1.5割くらい) |
電話番号 |
213 |
郵便番号 |
39**** |
ナンバープレート |
25 |
ウェブサイト |
http://www.laichau.gov.vn |
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特徴 |
気候 |
・湿度の高い亜熱帯気候に属しており、四季を持つ。 ・年間平均湿度:― ・年間平均降水量:― ・年間平均気温:摂氏21~23度C
月 |
1月 |
2月 |
3月 |
4月 |
5月 |
6月 |
7月 |
8月 |
9月 |
10月 |
11月 |
12月 |
年 |
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地理 |
・ハノイ市から西北に450キロに位置し、西と南をディエンビエン省、東をラオカイ省、東南をイエンバイ省、南をソンラ省に接しており、北は中国との全長273キロの国境(マルタン(Ma Lù Thàng)に接している。 ・河川、渓谷を挟んだ急勾配な山岳地形を持ち、水力発電所の建設に適している。 |
歴史 |
・かつてはタイ族の首長に治められた地で、ベトナム王朝の支配下にあった。フランス植民地時代はフランス領インドシナ連邦内のタイ族自治区となった。 ・国防の要衝と言われているが、経済発展が遅れており、人口も全国の省で最も少ない。大多数を占める民族はなく、キン族の人口も約1.5割程度に留まっているため、1979年に発生した中越戦争(第三次インドシナ戦争)では、一部の少数民族が中国側のスパイとして暗躍した。 |
経済 |
・レアアース、銅、鉛、金といった鉱産物が豊富で、鉱山開発に適した自然環境を持つが、インフラ整備が遅れており、経済が未発達の状況にある。 ・同省ムオンテー(Mường Tè)郡で大型水力発電所「ライチャウ水力発電所」の建設が進められている。同発電所は、総出力1200メガワット、投資総額35兆7000億ドン。年間予想発電量は46億9260万キロワット時で、第1号タービンの稼働開始時期は2016年第1四半期。全体の完成は2017年の予定。年間予想発電量は46億9260万キロワット時。完成すれば、同省の経済成長に大きく寄与すると期待されている。 ・経済開発のため、同省タンウエン郡タンウエン町の面積117ヘクタールの用地で空港の建設が計画されており、F70型機やATR72型機が離発着できる長さ2000メートル・幅30メートルの滑走路、管制塔、旅客ターミナルなどが整備される予定。旅客ターミナルの当初の年間旅客処理能力は4万人、貨物取り扱い能力は100tだが、2030年までにそれぞれ11万人、300tに引き上げる計画。 |
観光 |
<特産品>
紫おこわ:
6~8時間にわたって水に浸し、更に2~3時間ケンラー(kèn lá)という葉っぱから取った紫の汁に浸したおこわ。
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コム・ラム(Cơm lam):
竹筒に米(通常もち米)とココナッツ、ゴマや調味料を詰めて焼いた料理。
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薫製肉(Thịt treo gác bếp):
豚や水牛のばら肉、外モモ、肩、ヒレといった部位をマック・ケン(Mắc khén)と呼ばれる山椒の一種や唐辛子、塩、みじん切りのショウガ、カルダモンで味付けし、杵と臼で軽く打った後、山菜で作られた酵母と混ぜて焜炉の上で燻製にしたもの。
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スンファイトウモロコシ酒(Rượu ngô Sùng Phài):
トウモロコシを山菜でから作られた酵母で醗酵させた酒。酒のつまみに薫製肉と食べるのがおすすめ。 |
レウ・ダー(Rêu đá=石苔料理):
ライチャウ省に来たからには食べずには帰れないタイ族の伝統料理で、昔は婚約式には欠かせない料理だった。苔スープや焼き苔、苔サラダなどの種類がある。 |
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