【SAISHOKU KENVI★才色兼備】トゥイ・ウインさん/日系製造業勤務

2016/08/01 09:03 JST配信

ベトナムで働く日本人を紹介している本コラムですが、時に趣向を変え、 「SAISHOKU KENVI」 と題して、ベトナムで活躍する 「才色兼備なベトナム女性」 の仕事に対する価値観などを取材し、キャリアウーマンとして、そして女性としての魅力に迫ります。

今回登場していただくのは、 日系企業に勤めるトゥイ・ウイン(Thuy Uyen)さん。 かつては日本で働いたこともある彼女は、失敗を成功に変えた経験がありました。彼女が抱いている人生観とキャリア観、過去の体験について話をうかがいました。

アルバイトで日本語経験を積んで、日系企業へ

―― 本日はインタビュー受けていただきありがとうございます。それでは早速自己紹介よろしくお願いします!

ウイン: :私はウインと申します。28歳で、ホーチミン市郊外にある日系企業に勤めて2年以上経ちます。出身は 南中部高原地方ダクラク省 の省都バンメトートです。コーヒーや象で有名なところなんですよ。

―― バンメトート、良いところですね。 今の会社で働く前は何をされていたのですか?

ウイン: 実は、 ベトナムの大学に入る前の1年間、日本で働いていたことがあります。 ベトナムに帰国後、本格的に日本語を学びたかったので、オープン大学日本語学科に入学しました。大学に通いながら、日本語を使う機会のあるアルバイトをしていました。

―― どんなアルバイトをしていたのですか?

ウイン: 日系のレストランで働いたり、ニコニコ野菜というベトナムで作った有機野菜を販売する会社でカスターマーサポートサービスを担当したこともあります。

ニコニコ野菜では、お客様とeメールや電話でやりとりし、注文を受けたり、問題発生時の原因究明や解決を担当していました。今の勤め先のお客様は殆どがベトナム人ですが、過去の経験のお陰で 時々日本人の方から連絡が来たときでも、対応に困ることはありません。

2年前にニコニコ野菜を退職してしまいましたが、以前やりとりしたことのあるお客様とたまたま再会したとき、まだ覚えてくださっていて、すごく感動しました!

―― ウインさんの素敵な笑顔や、素直な性格はお客さんから好感を持たれそうです! 今はどのような仕事をしていますか?

ウイン: 今は 日系製造業で人事総務や通訳・翻訳を担当しています。 会社自体はホーチミン郊外の工業団地にあるので、毎日朝早くからバスに乗って行かねばなりませんが、仕事はすごく楽しくて、やりがいがあります! やるべきタスクはたくさんありますが、いろんな経験ができています。

―― 例えばどんな経験をされているのですか?

ウイン: この仕事自体初めてだったので、最初は右も左も全くわかりませんでしたが、今では 社会保険や外国人労働者に関する手続きを引き受けているので、どこの会社でも求められるスキルを身につけることができたのかもしれません。

―― 逆に大変なことはありますか?

ウイン: 私が行っている業務の担当者は、基本的に私一人しかいないので、時々仕事量が多くて対処し切れないこともあります。

例えば、日本人の登録手続きを行っている時に、たくさんの翻訳書類の締め切りが重なってしまって、なかなか仕事が終わらないことがあります。ですが、残業してでも必ず終わらせるようにしています。たまに仕事を家に持って帰ってやることもあります。

大変なこともあるけれど、 会社の環境が良く、日本人社長やワーカーたちみんな良い人ばかりなので、とても良い会社だと思います。

―― 愛社精神が非常に伝わってきます! ところで、 尊敬している人は誰かいらっしゃいますか?

ウイン: 尊敬している人は社長です。これは本音です。まだ若いのですが、本当に素晴らしい人なんです。

仕事面でもそれ以外の面でも、私が知らないことをたくさん教えてくれて、人生の恩師だと思っています。

―― 素晴らしい人がトップだと幸せですね。

自分の会社を作りたい

―― 将来やりたいことは何かありますか?

ウイン: 将来やりたいことは、日本語をもっと理解できるようになって 日本でまた働けるようなレベルまでアップしたいですね。 もちろん日本語のみならず、英語も勉強をして、日本人だけではなく、いろんな国の人と話ができるようになりたいです。

―― 外国語が話せると話せる人の幅が増えますもんね!

ウイン: そうですね! そして、いつか 自分の会社を作りたい と考えています。

特に、日本人に新しいサービスを提供できるようになりたいです。というのも、ベトナムに来ている日本人の中には、現地の人に騙された経験のある人も多く、そのような体験を通じてベトナムを嫌いになる人が少なからずいます。実際、そういう人を何人も目の当たりにしてきました。

こういった被害を受ける日本人を減らすためにも、 私が作る会社を利用して頂いて、ベトナムのことをもっと好きになってもらいたいです。 今の仕事とは全く関係ないジャンルではありますが、いろんな体験をしたいですし、 失敗してでもいいから挑戦し続けていきたいです。

「失敗は成功のもと」という言葉があるように、失敗は悪いことではないし、そこから学ぶことができれば良いんじゃないのかなと思います。

失敗したからこそ、とにかく頑張った

―― 今まで何か失敗したことによって、その後の成功に繋がった経験はありますか?

ウイン: 今のところ何も始まっていないので、そんなに大きな失敗はしていないですが、大学受験は失敗したかな(笑)

実は18歳の時に 大学受験のためにかなり勉強をしていましたが、結果不合格 だったんですよ。それがきっかけで、自分の人生について考え直した結果、父親の組合の関係で日本に行けるプロジェクトの審査があったので、そのチャンスを生かして日本に行こうと決めました。 日本語の勉強を始めてから半年経つと、簡単な日本語会話はできるようになりました

―― 僅か半年で?! それは早いですね!

ウイン: めっちゃ頑張りました(笑)

審査に通り、実際に日本へ行ったら、全く日本語が通じなくて、とても困りました。でも、次第に慣れて、言葉も文化もどんどんわかるようになりました。当時は若かったので、吸収力も高かったんだと思います。

―― 今でも十分お若いですよ! ちなみにどんなプロジェクトだったんですか?

ウイン: 1年間、和歌山県で農業関連プロジェクトに参加しました。スーパーで販売されている野菜のパッキングを担当していました。その時、ベトナム人4人のほかに、中国人と日本人がいて、日本語を使う機会も豊富でした。

―― だから時々関西なまりなんですね! 帰国後大学に入学してからはどうでしたか?

ウイン: 大学では同級生より年上だったこともあり、 周りに負けたくなかったので、これまた勉強を必死に頑張りました。 その結果、単位を一度も落とさず卒業しました。

―― 休日はどのように過ごされていますか?

ウイン: 仕事がお休みで元気な時は 買い物に出かけたり、友達と遊んだり しています。逆に元気がない時は、 家でゆっくり日本のドラマを見てリフレッシュ しています。「花より男子」のような恋愛系ドラマが好きです。

日本の恋愛ドラマは、ものすごく胸がキュンキュンします! もちろん、日本語の聞き取りの練習になるだけではなく、日本人がどのようなことを考えているのかを理解できるところも好きです。

―― ドラマは語学上達のために有効なツールですよね。 最後に、美を保つ秘訣は何かありますか?

ウイン: 美しさを手に入れるためにやっていることは、特にありません。でも、 疲れたらリフレッシュして、何も考えない時間を作り、自分の中にストレスを貯めないようにしています。 やはりストレスがあると、仕事もプライベートもうまくいきませんからね!

最後にこの記事を読んで頂いている読者の方に伝えたいことがあります。ベトナムは、ひったくりのような軽犯罪はありますが、基本的には治安が良いので、女性も一人で出歩くことができます。悪いイメージだけを持たずに一度この地に足を踏み入れてみてください。お待ちしています!

―― 本日はインタビューを引き受けて頂きありがとうございました! まだベトナムに来たことのない皆さんにも、旅行にきた際には思う存分ベトナムを楽しんでもらいたいですね!

著者紹介
JellyfishHR Co.,Ltd
2013年8月から日系人材紹介会社としてベトナムに進出。現在「ハノイ」「ハイフォン」「ホーチミン」の3拠点にて、日系、非日系問わず人材紹介サービスを提供しており、常に100件を超える日本人向けのベトナム勤務の求人・仕事を保有している。
◆ホームページURL : https://jellyfishhr.jp
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