- 地場ドンタム社と用地賃借の覚書を締結
- ドンナムアー工業団地に工場建設
- 26年着工、投資総額2億USDの見通し
風力発電タワーの生産を手掛ける韓国のCSウインド(CS Wind)はこのほど、地場ドンタム社(Dong Tam)との間で、風力発電設備工場を建設するための用地賃借に関する覚書を締結した。
(C) thanhnien |
同工場は、ドンタム社が運営する南部メコンデルタ地方ロンアン省カンズオック郡のドンナムアー工業団地内にある面積50haの用地に建設される予定。年産能力は数万基で、1基あたりの重量は500~4000tとなる。
着工は2026年を予定している。投資総額は2億USD(約284億円)の見通し。
CSウインドは1984年の設立で、風力発電タワー生産で世界トップクラスの企業として知られている。同社は世界8か国・地域に製造拠点を有し、ベスタス(Vestas)やシーメンスガメサ(Siemens Gamesa)、ゼネラル・エレクトリック(GE)、金風科技(Goldwind)などの有名な風力タービンメーカーに1万3000基以上の風力タワーを供給している。