26年2月の訪日ベトナム人6.1万人、テト時期ずれなどで減少

2026/03/19 13:37 JST配信

 日本政府観光局(JNTO)が発表した統計によると、2026年2月の訪日ベトナム人の数は前年同月比▲17.4%減の6万1000人、1~2月期の累計では前年同期比▲8.4%減の11万3800人となった。全体の訪日外国人数が2月として過去最高を更新する中で、ベトナム市場はテト(旧正月)の時期のずれや経済の先行き不透明感などにより前年を下回った。

イメージ写真
イメージ写真

2026年1~2月期の訪日外国人とベトナム市場の推移

 2026年2月の訪日外国人の数は、前年同月比+6.4%増の346万6700人で、2月としての過去最高を更新した。1~2月期の累計では前年同期比+0.3%増の706万4200人となっている。一方で、ベトナムからの訪日客数は2月単月と1~2月期のいずれもマイナス成長になった。

訪日ベトナム人数減少の背景

 ベトナムからの訪日客数が減少した背景について、JNTOはいくつかの要因を挙げている。前年は1月下旬から始まったテトが今年は2月中旬となったことで、テト前の旅行控えが発生したとみられる。

 さらに、経済の先行き不透明感による海外旅行需要の減少も影響した。その一方で、ハノイ~広島間や、ホーチミン~中部間のフライト増便の影響はプラスの要因として働いた。なお、ベトナムは留学生や技能実習生などを含む観光以外の目的で入国する客層が多い市場であることにも留意が必要としている。

長期的な推移と直近の動向

 関連する過去の統計を見ると、2026年1月の訪日ベトナム人の数は前年同月比+4.7%増の5万2800人で、1月としての過去最高を記録するとともに、10か月連続で単月の過去最高を更新していた。

 また、2025年通年の訪日ベトナム人の数は前年比+9.2%増の67万8500人で、年間を通じた過去最高を記録している。

 長期的な視点ではベトナム市場は拡大傾向にあり、今回の1~2月期における減少は時期的な要因が大きく影響しているとみられる。

© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 日本政府観光局(JNTO)が発表した統計によると、2026年1月の訪日ベトナム人の数は前年同月比+4.7%増の5...
 日本政府観光局(JNTO)が発表した統計によると、2025年12月の訪日ベトナム人の数は前年同月比+9.1%増の...

新着ニュース一覧

 日本政府観光局(JNTO)が発表した統計によると、2026年2月の訪日ベトナム人の数は前年同月比▲17.4%減の...
 旅行者向けの免税ショッピングサービスを提供するスイスのグローバルブルー(Global Blue)の新興市場・...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 中東紛争の影響により、2026年のベトナムの国内総生産(GDP)成長率は、紛争の期間や規模に応じて、政府...
 まばらな呼び込みの声が響いては消えていき、ホアフン市場は再び果てしない静寂に包まれる。しかしその...
 不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC](Vingroup)は17日
 メルセデス・ベンツ販売ディーラーのハンサイン自動車サービス[HAX](Haxa
 長距離バス最大手フタバスラインズ(Futa Bus Lines、Phuong Trang=フオンチャン)傘下で自動車製造を手...
 NTTドコモグループのNTTレゾナントテクノロジー株式会社(東京都千代田区)と、ベトナムを代表するIT最大手
 日本の財務省が発表した2026年2月の貿易統計(速報)によると、ベトナムの対日貿易収支は前年同月比+117....
 ハノイ市ドンアイン村の国家展示センター(VEC)で、3月26日(木)から30日(月)まで、国際建築展示会「ベト...
 南中部地方ダナン市人民委員会はこのほど、リエンチエウ港コンテナ埠頭開発プロジェクトの投資家選定結...
 英系総合不動産サービス会社のサヴィルズ(Savills)が発表したブランドレジデンス(高級ホテルブランドが...
 公安省傘下密輸経済汚職犯罪捜査警察局(C03)は17日、半導体原料の黄リンで世界需要の3割を生産する
 ファム・ミン・チン首相は17日午前、政府官房で伊藤直樹駐ベトナム日本国特命全権大使と会見した。中東...
トップページに戻る