日本政府観光局(JNTO)が発表した統計によると、2026年2月の訪日ベトナム人の数は前年同月比▲17.4%減の6万1000人、1~2月期の累計では前年同期比▲8.4%減の11万3800人となった。全体の訪日外国人数が2月として過去最高を更新する中で、ベトナム市場はテト(旧正月)の時期のずれや経済の先行き不透明感などにより前年を下回った。
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2026年1~2月期の訪日外国人とベトナム市場の推移
2026年2月の訪日外国人の数は、前年同月比+6.4%増の346万6700人で、2月としての過去最高を更新した。1~2月期の累計では前年同期比+0.3%増の706万4200人となっている。一方で、ベトナムからの訪日客数は2月単月と1~2月期のいずれもマイナス成長になった。
訪日ベトナム人数減少の背景
ベトナムからの訪日客数が減少した背景について、JNTOはいくつかの要因を挙げている。前年は1月下旬から始まったテトが今年は2月中旬となったことで、テト前の旅行控えが発生したとみられる。
さらに、経済の先行き不透明感による海外旅行需要の減少も影響した。その一方で、ハノイ~広島間や、ホーチミン~中部間のフライト増便の影響はプラスの要因として働いた。なお、ベトナムは留学生や技能実習生などを含む観光以外の目的で入国する客層が多い市場であることにも留意が必要としている。
長期的な推移と直近の動向
関連する過去の統計を見ると、2026年1月の訪日ベトナム人の数は前年同月比+4.7%増の5万2800人で、1月としての過去最高を記録するとともに、10か月連続で単月の過去最高を更新していた。
また、2025年通年の訪日ベトナム人の数は前年比+9.2%増の67万8500人で、年間を通じた過去最高を記録している。
長期的な視点ではベトナム市場は拡大傾向にあり、今回の1~2月期における減少は時期的な要因が大きく影響しているとみられる。






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