- 韓国新世界フード、「G7」と初コラボ
- コーヒーパンとケーキを開発・発売
- G7、ベトナムを観光した韓国人に人気
韓国食品大手の新世界フード(Shinsegae Food)はこのほど、ベトナムの地場大手コーヒーメーカーのチュングエングループ(Trung Nguyen Group)と、インスタントコーヒー「G7」と初コラボレーションしたパンとケーキを開発・発売した。
(C) 新世界フード |
今回、発売したのは「カフェクリームロール with G7コーヒー」と「カフェすくって食べる with G7コーヒー」の2種類だ。
「カフェクリームロール with G7コーヒー」は、G7で作ったコーヒークリーム入りのコーヒーパンだ。コーヒーの深みある風味と、優しい味のクリームを楽しめる。価格は3個入りで4980ウォン(約530円)。「カフェすくって食べる with G7コーヒー」は、スポンジケーキの層にG7入りのオーツクリームを挟み込んだ。価格は6980ウォン(約740円)。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)以降、韓国では、20~30代を中心に海外有名店の味わいを楽しむ人が増えている。同社はこのトレンドに注目し、ベトナムを代表するブランドであるG7との協業を企画した。
G7は、ベトナムを観光した韓国人の間で人気の土産品となっている。人気を受けて2023年3月にはチュングエングループがソウル市に駐在員事務所を開設し、韓国市場の拡大に本腰を入れている。
新世界フードは今回発売した新商品2種について「普段とは少し異なるデザートを求める若い層から人気を得るだろう」と述べている。