- 5Gインフラ開発とDX戦略をサポート
- 4Gネットワークインフラの近代化も
- 5G対応の携帯電話基地局装置を提供
フィンランド系通信機器大手ノキア(Nokia)はこのほど、国防省傘下の携帯通信大手ベトナム軍隊工業通信グループ(ベトテル=Viettel)との間で、ベトナム全国で第5世代移動通信システム(5G)機器を展開するための大型契約を締結した。
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全国22省・市をカバーし、5Gインフラ開発とデジタルトランスフォーメーション(DX)戦略をサポートするもので、ベトテルの第4世代移動通信システム(4G)ネットワークインフラの近代化も進める。プロジェクトは2024年中に開始される。
同契約によると、ノキアはベトナムで初めて、2500か所で5G対応の携帯電話基地局装置「AirScale」を提供する。導入される製品はベトナム国内で製造される予定で、ノキアのベトナムに対するコミットメントを強調するものとなる。
情報通信省は、5G技術を、科学技術とイノベーションを通じた持続可能な経済社会発展を支援する国家の重要インフラと位置付けている。ベトナムのデジタルエコノミーは、2030年までに国内総生産(GDP)の20~30%を占めると予想されている。