- 20年間でスコア+1.3p上昇、上昇幅トップ
- FTAなどでビジネス環境の質が大幅改善
- 28年までの25年間ではスコア+1.7p上昇
英国の経済専門紙「エコノミスト」の調査部門であるエコノミスト・インテリジェンス・ユニット(Economist Intelligent Unit=EIU)が先般発表した「世界ビジネス環境ランキング」によると、ベトナムは2003~2023年の20年間にスコアが+1.3ポイント上昇し、スコアの上昇幅でトップとなった。
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同ランキングは、世界82か国・地域を対象に、過去20年間の経済管理と今後5年間の展望、ビジネス環境を評価したもの。
EIUによると、ベトナムは2003~2023年の期間に、自由貿易協定(FTA)の締結や、インフラや人材への投資増加により、ビジネス環境の質が大幅に改善した。
スコア上昇幅トップ10は以下の通り。
1位:ベトナム(+1.3ポイント上昇)
2位:セルビア(+1.1ポイント上昇)
3位:ルーマニア(+1.0ポイント上昇)
4位:モロッコ(+0.9ポイント上昇)
4位:サウジアラビア(+0.9ポイント上昇)
4位:トルコ(+0.9ポイント上昇)
7位:ポーランド(+0.8ポイント上昇)
7位:イスラエル(+0.8ポイント上昇)
9位:クロアチア(+0.7ポイント上昇)
9位:ペルー(+0.7ポイント上昇)
また、ベトナムは2003~2028年の25年間でスコアが+1.7ポイント上昇し、スコアの上昇幅で引き続きトップとなる見込みだ。以下、2位:セルビア、3位:ルーマニア、4位:モロッコ、4位:サウジアラビア、4位:インド、7位:ポーランド、7位:ケニア、9位:ドミニカ、9位:ギリシャの順となる。