クアンニン省:ビンファスト製EV専用の教習センターが開業、国内初

2024/12/12 15:53 JST配信
  • EV教習・運転試験サービス提供のビンDT
  • AT限定の普通自動車免許証に特化した教習
  • 教習センター、全国20か所で計画

 国内初となる電気自動車(EV)専用の教習サービスと運転試験サービスを提供するビンDT(VinDT)は10日、東北部地方クアンニン省ハロン市で職業訓練・運転教習センターを開業した。

(C) markettimes
(C) markettimes

 ビンDTは、地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)のファム・ニャット・ブオン会長が今年10月に設立した。

 同センターでは、オートマチック(AT)車限定の普通自動車免許証(B11)向けに特化した教習を行う。教習車両にはビングループ傘下ビンファスト(VinFast)製のEVを使用する。交通状況をシミュレートするソフトウェアを使用した理論教習や、公道や砂浜などでの技能教習を実施する。

 ビンDTのグエン・フオン・ザン社長は、「ハロン職業訓練・運転教習センターは、全国20か所で計画している教習センターの最初の施設となる。多くの人々への運転技能の普及に貢献したい」と語った。

 12月中に登録した教習生には、現金100万VND(約5990円)とプレゼントが贈呈される。また、教習生にはビンファスト製EV・電動バイクのレンタカー・タクシー会社であるグリーン・スマート・モビリティ(GSM)のタクシー運転手になる機会を提供する。

[Markettimes 18:54 10/12/2024, O]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2024 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)のファム

新着ニュース一覧

 財政省が策定し、意見聴取を行っている「証券法、会計法、独立会計監査法、国家予算法、公的資産管理使...
 国内初となる電気自動車(EV)専用の教習サービスと運転試験サービスを提供するビンDT(VinDT)は10日、東...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 国防省傘下の携帯通信大手ベトナム軍隊工業通信グループ(ベトテル=Viettel)の子会社である宅配大手の
 ホーチミン市の1区と3区を走るパスツール(Pasteur)通りは、半世紀以上の歴史を有する「アオザイ通り」...
 11日に開かれた北中部地方クアンビン省人民評議会の会議で、同省共産党委員会のチャン・フォン副書記が...
 韓国の済州(チェジュ)自由都市開発センター(JDC)はこのほど、産業分野の試験・認証を行う韓国化学融合...
 韓国で人気のトッポギ(炒め餅)フランチャイズ(FC)「アッタル」を展開するアッタル(Addal)はこのほど、...
 アジア開発銀行(ADB)はこのほど発表した最新レポートの中で、2024年におけるベトナムの国内総生産(GDP)...
 ブイ・タイン・ソン副首相 兼 外相と中国の王毅(ワン・イー)外交部長は中国・北京で10日、ベトナム・中...
 地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下ビン
 国会常務委員会は10日、2025年までの北部紅河デルタ地方ニンビン省の郡および村レベルの行政単位の再編...
 ドイツのフォルクスワーゲン(Volkswagen)はこのほど、ホーチミン市7区フーミーフン新都市区にショール...
 ベトナム自動車工業会(VAMA)の発表によると、2024年11月におけるVAMA加盟企業とVAMA非加盟企業を合わせ...
 株式会社マイナビグローバル(東京都千代田区)は、特定技能外国人の退職理由と傾向に関する調査結果を発...
トップページに戻る