- グリーン水素発電の開発に関する覚書締結
- 技術や知識の共有、実現可能性評価など
- ベトナムのエネルギー転換加速に期待
ベトナム電力グループ(EVN)傘下の南部電力総公社(EVNSPC)は27日、水素エネルギーの世界的パイオニア企業であるフランスのHDFエナジー(HDF Energy)との間で、グリーン水素発電の開発に関する覚書を締結した。
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協力内容には、グリーン水素発電の開発に関する技術や知識の共有、実現可能性の評価、プロジェクト候補地の選定、地方自治体との協議などが含まれる。
グリーン水素技術とその応用に関する事業を通じて、ベトナムにおけるエネルギー転換が加速すると期待される。
HDFエナジーのグリーン水素技術と、EVNSPCの電力供給に関する経験を組み合わせることで、持続可能なエネルギー開発に新たな道が開かれ、特に電力インフラが十分に整っていない地域への電力供給の改善が見込まれる。
EVNSPCのグエン・フオック・ドゥック社長は、「グリーン水素発電の開発により、国の電力網に接続されていない離島への24時間安定供給が実現し、ディーゼル発電に比べてコストも削減できる」と述べた。