ハノイ市タイホー街区人民委員会とハノイ建設計画研究所は29日、同街区のクアンアン半島中心空間軸の詳細計画(縮尺500分の1)を発表した。

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　詳細計画は、◇総面積44.1haの土地利用マスタープラン、◇景観建築と都市建築の空間構成、◇技術インフラネットワーク計画(交通・給水・電力供給・通信・排水・環境衛生・地下建設空間)の3つの内容で構成されている。

　クアンアン半島エリアの景観建築・都市デザイン空間は、緑地や娯楽施設、テーマ別芸術文化公園、商業・サービス施設、ホテルなどを建設することで大きく様変わりする。公園の出入口からダムチ湖に隣接する広場まで、北東から南西に伸びる歩行者天国を配置するほか、ダムチ湖上にはゴックチャイ(真珠)劇場を建設する。

　ゴックチャイ劇場の面積は約1万3000m2で、ハノイ市の文化・芸術・娯楽・政治などのイベントを開催する拠点となる。ハノイ市は4月28日に、同劇場とテーマ別文化芸術公園の投資主としてサンシティ(Sun City)を承認している。

　タイホー街区人民委員会のブイ・トゥアン・ズオン副主席によると、詳細計画はタイ湖と周辺地区の都市区分計画および2050年を見据えた2030年までの首都建設マスタープランを具体化したものだという。