地場スタートアップ企業のLocaAIはこのほど、米アップル(Apple)のワイヤレスイヤホン「エアポッズ(AirPods)」用の同時通訳アプリ「LocaTalk」をローンチした。同アプリでは、完全オフラインで多言語の同時通訳に対応している。

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　現時点での対応言語は、◇ベトナム語、◇英語、◇中国語、◇台湾華語、◇韓国語、◇日本語、◇フランス語、◇ドイツ語、◇チェコ語、◇スウェーデン語の10言語。将来的には50か国語に対応する予定で、発音が難しいと言われるベトナム語については、北部・中部・南部のアクセントを全て認識可能となっている。

　同アプリを利用することで、海外在住ベトナム人は母語で自然にコミュニケーションをとることができるようになる。「LocaTalk」はオフラインで利用でき、画面にタッチすることなくリアルタイムで言語処理を行うため、ハンズフリーによる同時通訳サービスを提供する。

　「LocaTalk」は現在、無料のベータ版を配布中で、正規版リリース前にトライアル利用が可能となっている。担当者によると、近いうちにアンドロイド(Android)など他のOSにも対応していくとのことだ。