- オーディフェンス・システムズと協力
- 防衛・安全保障分野で共同研究・開発推進
- 防衛産業分野での越印の協力関係を強化
国防省傘下の携帯通信大手ベトナム軍隊工業通信グループ(ベトテル=Viettel)の子会社で、電子機器などの製造を手掛けるベトテル設備製造総公社(Viettel Manufacturing Corporation=VMC)は10日、インドの大手コングロマリット(複合企業)アダニ・グループ(Adani Group)傘下のオーディフェンス・システムズ(Ordefence Systems)と戦略的協力協定を締結した。
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両社は、防衛および安全保障分野における次世代ソリューションの共同研究・開発や、軍民両用製品の商業化をベトナムおよび海外市場で推進する。オーディフェンスの製品群を活用し、OEM(相手先ブランド製造)モデルの導入と技術移転・コア技術の内製化を進める計画だ。
協定には、専門技術研修、知識共有、専門家交流などの取り組みも含まれる。VMCは、研究開発から設計、量産までを一貫して担う体制と、最新設備を備えた生産拠点を有しており、OEM生産や技術統合、製品の国内化を通じてオーディフェンスを支援する方針だ。
今回の提携は、ベトテルの高度な技術開発・製造能力を国際的に示すもので、「メイド・イン・ベトナム」製品のグローバルサプライチェーンへの参入の拡大につながるとみられる。また、防衛産業分野におけるベトナムとインドの協力関係を一層強化する契機となる。
オーディフェンスは、無人航空機(UAV)や徘徊型兵器、対UAVシステム、弾薬、ミサイル、サイバーセキュリティなど、先端防衛装備と安全保障ソリューションを手掛けている。



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