- 従属支店から100%出資子会社に格上げ
- 独立採算化、財務・投資の自律性を促進
- 子会社化VASCOと新たな協力スキーム構築
全日空(ANA)が出資するベトナムのフラッグキャリアであるベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)は9日、小型機によるチャーター便に特化したベトナムエアサービス社(Vietnam Air Services Company=VASCO)を現在の従属支店から、100%出資の子会社に格上げすることを決定した。
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VASCOは名目上で「会社」を名乗っているが、これまで法的にはHVNの会計上従属する支店として運営されてきた。今回の子会社への格上げにより、事業の独立採算化を進め、財務・投資面での自律性を高める狙いがある。
HVNは今後、VASCOが運営している双発ターボプロップ旅客機「ATR 72-500」型機の機体価値を第三者で評価し、新会社への出資額を確定する。同型機はコンダオ、カマウ、ラックザー、ディエンビエンなど、インフラ制約のある短距離路線の中核機材として位置付けられている。
これに伴い、HVNは子会社化するVASCOとの新たな協力スキームを構築するほか、市場重複を回避すべく、別の子会社である格安航空会社(LCC)パシフィック航空(Pacific Airlines)との間の関係を明確化する方針だ。
VASCOは1987年の設立で、これまでに小規模空港や地形条件の厳しい地域への路線を担い、遠隔地の観光促進や地方連結性の向上に貢献してきた。同社は旅客輸送に加え、測量・点検などの専門飛行サービスも提供している。



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