地場系コングロマリット(複合企業)チュオンハイグループ(Truong Hai Group=THACO)は、韓国の自動車メーカーである起亜(KIA)のCセグメントクロスオーバー「スポーテージ(Sportage)」の2026年版ハイブリッドモデルをベトナム市場に投入する。
![]() (C) Thanh Nien |
従来の純ガソリン車とディーゼル車モデルを廃止し、ハイブリッド車モデルのみの展開となるのが最大の特徴だ。
HV専用モデルとして投入
同モデルのハイブリッド版がベトナムで販売されるのは今回が初となる。販売されるのは「プレミアム(Premium)」、「シグネチャー(Signature)」、「シグネチャーAWD(Signature AWD)」の3バージョン。いずれも1.6Lのガソリンターボエンジンと電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載し、最高出力は232馬力、最大トルクは367Nmを発揮する。トランスミッションには6速オートマチック(AT)を採用した。
3バージョンのうち、「プレミアム」と「シグネチャー」は前輪駆動(FWD)、最上位の「シグネチャーAWD」は四輪駆動(AWD)となる。販売価格は現時点で未発表となっている。
内装や外装のデザイン、各種装備も近代的にアップデートされた。全てのバージョンで、新しいデザイン言語を採用したLEDヘッドライト、12.3インチのデュアルスクリーン、高級オーディオ、フロントシートの電動調整および冷暖房機能など、快適装備が充実している。
ベトナムの自動車市場では電動化へのシフトが徐々に進んでおり、チュオンハイグループによるハイブリッド専用モデルへの移行は、このトレンドを的確に捉えた戦略的な動きと言える。ハイブリッド車市場が活気を帯びる中、中国系ブランドなど競合他社との競争も激化しており、今後発表される価格設定が消費者の購買行動を左右する重要な鍵となる見通しだ。




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