ドイツの産業用ガス大手メッサー(Messer)は、ハイテク産業向けの供給体制を強化するため、東北部地方タイグエン省の生産拠点の拡張に約4000万USD(約63億円)を投資すると発表した。
![]() (C) Messer |
計画によると、同社はイエンビン(Yên Bình)工業団地に窒素、酸素、アルゴンを1日あたり計600t生産する空気分離装置(Air Separation Unit=ASU)を新設する。また、同省の第1ソンコン工業団地の既存拠点では、1日あたり300tの処理能力を持つ窒素液化システムを導入する。
これら2件のプロジェクトにより、液化ガスの生産能力は1日あたり900t増強され、同社の北部での生産能力は1日あたり合計約2000tに達する。窒素液化システムは2027年中頃に稼働を開始し、ASUは同年末に完成する予定だ。
増産される液化窒素は、近年海外直接投資(FDI)の流入が活発な電子機器や半導体分野向けに供給される見込みだ。
メッサーは7月にも、ホーチミン市で新たな産業用ガス工場を建設するため、3700万USD(約58億円)を投資すると発表した。このプロジェクトは建設開始から約18か月後に完成する予定で、2028年末に初のガス供給を開始する計画だ。







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