インターネット接続性能を評価するウェブサイト「スピードテスト(Speedtest)」を運営する米国のオークラ(Ookla)社が発表した2026年7月の世界速度ランキングで、ベトナムが初の快挙を達成した。
![]() (C)Viettel |
同ランキングによると、ベトナムはモバイルのダウンロード速度が前月から10ランク上昇して世界10位に浮上し、固定ブロードバンドも世界7位を維持した。モバイルと固定の両部門で同時に世界トップ10入りを果たしたのは、今回が初めてとなる。
この劇的な速度向上の背景には、第5世代移動通信システム(5G)の急速な普及がある。ベトナムのモバイル速度は2024年9月時点で54.17Mbps(世界51位)だったが、約2年でおよそ4倍となる205.58Mbpsへと急成長した。
2024年10月にベトナム軍隊工業通信グループ(ベトテル=Viettel)が、同年12月に地場の携帯通信大手ビナフォン(VinaPhone)が、それぞれ5Gの商業化を開始したことで接続環境が大きく改善した。
科学技術省の測定ツール「i-Speed」によると、7月の5G接続速度は462Mbpsを超えている。今回の躍進により、ベトナムは米国や中国などのIT大国を上回る通信環境を確立した。しかし、世界首位のアラブ首長国連邦(UAE)や2位のカタールなどの国々は500Mbps以上の超高速通信を誇っており、これら最先端インフラを持つ中東諸国との間には依然として2.5倍以上の開きが存在する。






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