米インターネット通販大手アマゾン・ドットコム(Amazon.com)傘下でクラウドコンピューティング・サービスを手掛けるアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)のベトナム現地法人であるAWSベトナム(AWS Vietnam)が9月29日に発表した調査結果によると、ベトナムで人工知能(AI)を導入している企業は全体の26%に当たる約24万5000社に達している。
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AI活用は単なる試行段階から、実際の事業成果を生み出し、効率化を実現する段階へと移行しつつある。
導入企業の7割以上が生産性向上を実感
AIを導入した企業のうち、64%が平均+15%の売上高増加を達成し、72%が生産性の向上を実感している。
一方で、導入企業の61%が依然として試行段階にあり、投資対効果(ROI)の測定方法やAI人材の不足が本格活用に向けた課題となっている。
近年は自律的にタスクを実行する自律型AI(エージェンティックAI)の導入も始まっている。調査対象企業のうち、38%がエージェンティックAIを認知していると回答した。このうち、8%が中核業務プロセスにAIエージェントを統合済みで、19%が試験導入または実証的な運用を進めている。
法整備とデジタルインフラの構築が加速
ベトナム政府は、科学技術やデジタルトランスフォーメーション(DX)を経済成長の主な原動力と位置付けており、国会はAI法(2026年3月1日施行)を可決した。
科学技術省によると、国内には372MW規模のデータセンター42か所が整備され、第5世代移動通信システム(5G)の人口カバー率も約91.9%に達するなど、デジタルインフラの構築が急ピッチで進んでおり、法整備とインフラ整備の両面から企業によるAIの本格活用を支える環境が整いつつある。







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