ベトナムホラー映画初の快挙、興行収入2000億VND突破

2026/05/26 12:05 ICT配信

 4月24日に公開されたドー・クオック・チュン監督のベトナムホラー映画「Phi Phong: Quy Mau Rung Thieng」が、公開から39日で興行収入2000億VND(約12億円)を突破し、ベトナムホラー映画として初の快挙を成し遂げた。観客動員数は250万人に達した。

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 ベトナム全国の映画館の興行収入データを分析するボックスオフィス・ベトナム(Box Office Vietnam)によると、同作品はヒットメーカーのチャン・タイン監督の映画「Tho Oi!」に次いで2026年で2番目のヒット作となり、ベトナム映画の歴代興行収入トップ15入りを果たした。主演のキエウ・ミン・トゥアンにとっても、過去の出演作「17歳の恋愛注意報!(原題:Em Chua 18)」の1710億VND(約10億3000万円)を上回る最高記録となった。

 レイティングをホラー映画で一般的なT18(18歳未満鑑賞禁止)ではなくT16(16歳未満鑑賞禁止)とし、若年層を取り込んだことがヒットの要因として挙げられる。また、4月末からの連休前に公開するという戦略が功を奏し、公開からわずか6日間で興行収入1000億VND(約6億0200万円)を突破した。

 主演俳優らの演技やタイの子役であるニナ・ナッチャ・パドヴァン(Nina Nutthacha Padovan)の魅力、南北でのプロモーション活動が話題を呼んだ一方で、作品に対する厳しい意見もある。キャラクター設定やストーリー展開が不自然で説明不足な点があり、重要な謎解きをセリフや回想に頼っているため意外性に欠けるとして、インターネット上では賛否両論の声が上がっている。


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