日越共同制作演劇「ワーニャ伯父さん」、ベトナム3都市で公演

2018/11/24 06:00 JST配信

 ハノイ市、東北部地方クアンニン省ハロン市、紅河デルタ地方ハイフォン市のベトナム3都市で11月30日(金)から12月6日(木)まで、日本とベトナムの共同制作によるロシアの劇作家チェーホフの戯曲「ワーニャ伯父さん」の公演ツアーが行われる。全5公演。

(C) 壁なき演劇センター
(C) 壁なき演劇センター

 日本からは蔡へみ氏と松田崇氏の2人が、ベトナムからは2015年公開の大ヒット映画「ベトナムの怪しい彼女」で主人公の息子役を演じたドゥック・クエ(Duc Khue)氏や、トラン・アン・ユン監督の名作「夏至」で三姉妹の次女役を演じたレ・カイン(Le Khanh)氏などが出演する。

 ハノイ公演は11月30日(金)・12月1日(土)・12月2日(日)の3公演で、場所はハノイ市ハイバーチュン区の青年劇場(Nha hat Tuoi tre)。ハロン公演は12月4日(火)の1公演で、場所は越日労働文化会館(Cung Van hoa Lao dong Viet-Nhat)。ハイフォン公演は12月6日(木)の1公演で、場所はハイフォンオペラハウス(Nha hat Lon thanh pho Hai Phong)となる。開演時間はいずれも20時から。

 劇中の台詞は日本語(日本人俳優)とベトナム語(ベトナム人俳優)の二か国語。なお、12月2日のハノイ公演はオールベトナム人俳優による上演となる。チケット料金は、◇一般:20万VND(約980円)、◇学生:10万VND(約490円)。

 同事業は、ベトナムと日本の演劇交流、発展を目的としたもの。一般社団法人「壁なき演劇センター」とベトナム青年劇場が、国際交流基金アジアセンターの協力および在ベトナム日本国大使館の後援、日本の文化庁からの助成を受けて主催している。2019年には東京でも公演を行う予定。

 公演の詳細はフェイスブック(Facebook)ページを参照。チケット予約はウェブページで受け付けている。また、クラウドファンディングでも支援を募集している。

 壁なき演劇センターは2015年設立。現在は「日本国内外での演劇公演の開催・制作・プロデュース」、「アジアの若者向け演劇ワークショップ」、「各国の俳優育成」の3本柱をベースに活動している。

[2018年11月23日 ベトジョーニュース A]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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