日清製粉グループ傘下で食品事業を担う日清フーズ株式会社(東京都千代田区)の現地子会社、ベトナム日清製粉は13日、東南部ドンナイ省ビエンホア市アマタ工業団地でレトルト食品工場を着工した。バオモイが報じた。
同工場の投資総額は2800万ドル(約28億円)余りで、敷地面積は3万2000平方メートル。パスタソース、カレー、スープ等のレトルト食品を製造し、主に日本に輸出する計画で、年産能力は約1万tとなる。同案件は6月にドンナイ工業団地管理委員会から投資許可を取得しており、2014年秋の工場稼働を予定している。
また、同社は将来的に、ベトナム国内のみならずアジア各国市場への輸出も目指していく方針だという。