- 糖尿病網膜症検査向けに眼底カメラ寄付
- オービスのスクリーニングプロジェクト
- 3年間で7.2万人の眼をスクリーニング
眼科医療機器や眼鏡機器などの開発・製造・販売を手掛ける株式会社ニデック(愛知県蒲郡市)は、失明および失明をもたらす眼科疾患の一掃を目指して活動している非政府組織「オービス・インターナショナル(Orbis International)」がベトナムで進める人工知能(AI)機能を活用した糖尿病網膜症のスクリーニングプロジェクトをサポートすべく、眼底カメラ6台を寄付した。
(C) ニデック |
このほど、ニデックのベトナム代理店であるベトカン・サービス&トレーディング(Viet Can Service & Trading、ホーチミン市)による製品の設置とトレーニングが終了し、プロジェクトが開始した。このプロジェクトでは、3年間で7万2000人の糖尿病患者の眼をスクリーニングする。
ニデックの眼底カメラはオービスが開発したAI機能と共に、ベトナム3省・市にある6つの医療センターで活用される。これにより、より多くの糖尿病患者が眼の検査を受診することができるようになり、糖尿病網膜症の早期発見に貢献する。