- ベトナムの大学と協働した新たな取り組み
- 特定技能資格を取得した外国人人材採用
- さらなる人材の多様化へ
レジャー事業の開発・運営を手掛けるカトープレジャーグループ(東京都港区)は、外国人人材の積極的な採用を目指し、ベトナムの大学と協働した新たな取り組みを開始した。
(C) カトープレジャーグループ |
カトープレジャーグループは、ベトナムの大学との長期的な取り組みとして、特定技能資格を取得した外国人人材の採用に向けて施策を進めてきた。今後、さらなる人材の多様化を図っていく。
今回の新たな取り組みでは、ベトナムの3大学・4キャンパスと協動し、大学の放課後に実施する特別授業「KPGクラス」を開講した。協働大学は、ベトナム商工短期大学のホーチミンキャンパス(ホーチミン市)と本校(ハノイ市)、ダイナム大学(ハノイ市)、ラックホン大学(東南部地方ドンナイ省)。
約6か月間にわたるプログラムでは、日本語教育を中心に、特定技能試験に合格するための教育を進めると共に、グループ全体の心の価値観を示す「KPGマインド」や、グループの一員として遵守すべき基本的な決まり事を定めた「ハウスルール」を共有するなど、自社の理念を共感できる人材の育成を目指している。
2024年11月頃からは、「KPGクラス」を受講した49人を対象に、カトープレジャーグループの各施設でインターンシッププログラムを開始する予定だ。インターンシップでは、実際の業務体験を通じて実践力を高めるほか、特定技能試験に合格するための学習支援と実務面での準備も行う。
2025年6月には、取り組みを通じて特定技能試験に合格した人材が、現場で活躍することが期待されている。