- 気候変動に対応するコメ品種や農法を研究
- 学術交流の拡大や学生交流の展開目指す
- 共創イノベーションプロジェクト推進
新潟大学(新潟県新潟市)は3日、南部メコンデルタ地方カントー市のカントー大学との間で、大学間交流協定を締結した。
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カントー大学は1966年の設立で、農業・水産・環境分野における研究・教育を強化している。
新潟大学は「コメ共創イノベーションプロジェクト」を立ち上げ、気候変動に対応するコメ品種や農法についての研究・実証を進めている。この活動の一環として、南部メコンデルタ地方アンザン省でコメの栽培に関する共同研究を開始し、その栽培評価をカントー大学に依頼したことがきっかけで交流が始まった。
南部メコンデルタ地方は、アジア諸国の中でも稲作が盛んな地域であり、コメに関する研究も推進されていることから、今回の大学間交流協定の締結に至った。
今後は更に連携を深め、農業分野以外での学術交流の拡大や学生交流の展開を目指すとともに、新潟をより魅力的な地域へ発展させるための共創イノベーションプロジェクトを推進していく。