• カントー市(旧ソクチャン省)の風力発電所
• 受注額約74億円、工期25年11月～26年12月
• ベトナム沿岸の近海に風力発電機19基設置

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　総合設備エンジニアリング企業の株式会社ユアテック(宮城県仙台市)は、南部メコンデルタ地方カントー市(旧ソクチャン省)の第7ソクチャン洋上風力発電所の第2期工事を受注した。

(C) ユアテック

　同社は、サステナブル経営の一環として再生可能エネルギー関連事業を推進するとともに、ベトナムを中心とした東南アジアでの事業展開と政府開発援助(ODA)による社会インフラ整備事業などを通じて、海外事業の拡大を図っている。

　同案件の発注者はST2エネルギー(ST2 Energy、カントー市)、請負者はユアテックのグループ会社であるシグマ・エンジニアリング(Sigma Engineering、ハノイ市)となる。受注額は1兆2650億VND(約74億円)で、工期は2025年11月から2026年12月までとなっている。

　同案件では、ベトナム沿岸の近海に19基の風力発電機を設置する。具体的には、風力発電機基礎の設計・供給・設置、風力発電機間および陸上変電所間の22kVケーブルの敷設、光ファイバー通信システムの設計・敷設、風力発電機の輸送、風力発電機の組立・設置などを行う計画だ。