医療法人社団ゆみの(東京都豊島区)は、ベトナム保健省直轄の基幹病院であるホーチミン市のトンニャット病院およびゆみのが運営支援するDOMEDクリニック(DOMED Clinic)と、循環器疾患患者を対象とした病院から在宅への連携型の地域包括ケアモデル構築に向けた基本合意書(MOU)を締結した。
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地域医療連携で再入院リスク低減へ
ベトナムでは高齢化や生活習慣の変化に伴い循環器疾患などの慢性疾患が増加しているが、退院後の継続的なフォローアップ体制や在宅医療の仕組みが十分に整備されておらず、大病院への患者集中や再入院の増加が課題となっている。
今回の基本合意書の締結により、退院支援、遠隔モニタリング、在宅ケアを組み合わせた地域包括ケアモデルを構築し、再入院リスクの低減や医療提供体制の高度化を目指す。
各機関の役割分担と支援内容
トンニャット病院が中核的な臨床機関として患者選定や院内治療、退院計画の作成、退院後の臨床フォローアップなどを担い、DOMEDクリニックが運営調整役として病院チームと在宅ケアチームの連携、遠隔モニタリングや訪問診療を担当する。 ゆみのは循環器疾患患者の病院から在宅への移行に関する専門的知見を提供し、人材育成や運営体制の整備を支援する。
経済産業省の事業を通じた実証調査
ゆみのは、経済産業省の「令和7年度ヘルスケア産業国際展開推進事業」に採択され、クラウド型ナースステーション「管制塔センター」や患者情報を共有するシステム「eHomeCare」などを活用し、ベトナムにおける心疾患領域の予防医療と在宅医療の質の向上を目指す実証調査も進めている。これらの取り組みを通じて、現地の医療課題解決と地域医療の実現を後押しする。




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