越航空傘下VASCO、カントー~ダラット線を6年ぶり運航再開へ

2026/07/31 04:20 JST配信

 全日本空輸(ANA)が出資するベトナムのフラッグキャリアであるベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)傘下のベトナムエアサービス(VASCO)は8月19日、南部メコンデルタ地方カントー市と南中部地方ラムドン省ダラットを結ぶ路線を約6年ぶりに復活させる。

(C) VNAT
(C) VNAT

 同路線は、改修のため一時閉鎖していた同省のリエンクオン国際空港の運用再開に合わせて運航を再開する。機材はATR72型機を使用し、当面は1日1往復を運航する。その後、9月と10月については、週5往復(月・水・金・土・日)へとスケジュールが調整される予定だ。

 HVNのグエン・クアン・チュン副社長は、旅行需要が旺盛な両都市を直行便でつなぐことは、移動時間の短縮や両地域間の結びつき強化に直結すると強調した。同社は市場の動向を注視しつつ、各地方の観光産業および経済交流を後押しするため、適切な国内線ネットワークの構築を継続する構えだ。

 リエンクオン国際空港は滑走路の拡張などを行うべく、今年3月から閉鎖されていた。HVNはカントー線に加え、エアバスA321型機を用いて同空港とハノイ市ホーチミン市、南中部地方ダナン市を結ぶ3路線で毎日計7往復(ホーチミン線4往復、ハノイ線2往復、ダナン線1往復)を運航する。

 なお、同空港の改修・拡張には全国の20以上の空港を管理・運営するベトナム空港社[ACV](Airports Corporation Of Vietnam)が約1兆VND(約62億円)を投じている。ラムドン省は2026年末までに平均搭乗率を75%以上に引き上げる目標を掲げており、路線の利用状況に応じた需要喚起策を展開していく方針だ。


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