ワクチン事業を手掛ける地場ベトナムワクチン(VNVC)とフランスの製薬大手サノフィ(Sanofi)は10日、フランス・パリで開催されたビジネスフォーラムで、ベトナム国内での次世代ワクチン3種の優先的な生産に関する共同声明を発表した。
![]() (C) VNVC |
共同声明の発表には、トー・ラム書記長 兼 国家主席とフランスのエマニュエル・マクロン大統領が立ち会った。ベトナムは、東南アジアで初めてこれらの次世代ワクチンを国内で生産する国となる見通しだ。
タイニン省の新工場で2028年から生産へ
生産対象となるのは、◇無細胞百日せき成分を含む6種混合ワクチン、◇季節性インフルエンザワクチン、◇髄膜炎菌ワクチンの3種だ。これらは、首相決定第21号/2026/QD-TTgで戦略的技術製品に指定されており、南部地方タイニン省の工場で製造される。
同工場は初期投資額が2兆5000億VND超(約149億円)、設計上の年間生産能力が約1億2000万回分で、世界保健機関(WHO)の基準「WHO GMP」、欧州連合(EU)の医薬品適正製造基準(GMP)である「EU GMP」、米食品医薬品局(FDA)の基準「FDA GMP」への準拠を目指す。2027年の完成と2028年からの生産開始、2029年からの商業化を目指す。
ヘルスケア分野の連携強化とグローバル供給
同プロジェクトは、共産党政治局決議第57号、第68号、第72号に掲げられた科学技術・イノベーションの推進、民間経済の発展、疾病予防・健康増進に関する方針に沿うものだ。
ベトナムワクチンのゴ・チー・ズン会長 兼 社長は、安価で高品質なワクチンを供給し、東南アジアをはじめとする世界市場への展開を目指すと表明した。
同社はドイツの医薬品製造装置大手シンテゴン(Syntegon)製の最新鋭ワクチン製造ラインの導入や、海外の製薬会社・研究機関との連携を進めており、国内バイオ医薬品産業の強化につなげている。







免責事項
)
)
)
)
)

)
)

)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)