英国の経済専門誌「エコノミスト(The Economist)」が発表した2026年7月時点の「ビッグマック指数(The Big Mac index)」によると、ベトナムドン(VND)は米ドル(USD)に対して53.5%過小評価されていることがわかった。円はUSDに対して50.4%過小評価されている。
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ビッグマック指数は、全世界のマクドナルドでほぼ同一品質で販売されているビッグマック1個の価格を比較することで、各国の通貨が適正な水準にあるかを測るための指標として「エコノミスト」が1986年に考案し、毎年2回ずつ発表しているものだ。
厳密な通貨のズレを測るためのものではないが、購買力平価(PPP)の理論に基づいて為替レートを分かりやすく理解するためのツールとして、経済学の教科書に掲載されるなど世界的な基準となっている。
ベトナムのビッグマック1個の価格は7万6000VND(約463円)で、7月時点の為替レート1USD=2万6255.50VNDを適用すると、約2.89USDに相当する。一方、米国のビッグマックの価格は6.22USD(約1001円)となっている。
ビッグマック指数の根拠となる購買力平価の考えに基づくと、VNDはUSDに対して53.5%過小評価されていることになる。ビッグマック指数から算出した適正レートは1USD=1万2218.65VNDだという。
なお、過去のビッグマック指数を見ると、前回2026年1月の時点では、VNDはUSDに対して52.7%、日本円はUSDに対して50.5%過小評価されていた。ベトナムにマクドナルドの1号店がオープンした2014年2月時点ではVNDは38.5%の過小評価にとどまっていたが、長期的には過小評価の割合が拡大傾向にあることがわかる。







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